9日(土)、明治神宮球場で東京六大学野球春季リーグが開幕し、初戦の法政戦が行われた。義塾の初戦は、新体制のスターティングメンバーで法政大学と対決。1回戦では初回に掴んだ試合の流れをそのままに、大きく点差をつけて勝利。幸先の良いスタートをきった。2日目もその勢いは衰えることなく、8-2で快勝し、初戦を見事勝ち越し、勝ち点を挙げた。

16安打の猛攻で圧勝!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
法政 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
義塾 1 0 0 6 0 2 2 0 x 11

両チームのスターティングメンバー
法政 慶應
位置 選手名 学部学年 打順 位置 選手名 学部学年
大西 千洋 経営2 1 倉田 拓也 法3
水谷 友生也 経営4 2 照屋 塁 環3
川口 凌 人2 3 沓掛 祥和 商4
柴田 圭輝 文4 4 山口 翔大 環4
福田 光輝 経済3 5 岩見 雅紀 総3
原田 寛樹 法2 6 山本 瑛大 商4
小林 満平 法2 7 柳町 達 商1
中村 浩人 経営2 8 須藤 隆成 環4
熊拓 也谷 キャ4 9 加藤 拓也 法4


義塾先発は、剛速球が持ち味の右腕・加藤拓也選手(政4)。8回1失点の奮闘を見せる。

ダイナミックなフォームから振り下ろす速球が持ち味のエース・加藤拓選手

ダイナミックなフォームから振り下ろす速球が持ち味のエース・加藤拓選手

法政は、熊谷選手を先発に起用。

昨年、法大先発の一角を担った3年生ピッチャー熊谷選手

昨年、法大先発の一角を担った3年生ピッチャー熊谷選手

義塾、初回に先制リズムを作る

義塾の先発・加藤拓選手は初回、法政打線を三者凡退に抑え、上場の立ち上がりを見せる。その裏、義塾打線はエースの援護にすぐ動いた。2アウトから3番・沓掛祥和選手(商4)がライト前ヒットで出塁。続く4番・山口翔大選手(環4)もセカンドへの内野安打で出塁し、2アウト1・2塁とした。このチャンスを逃がすまいと5番・岩見雅紀選手(総3)がセンター前にタイムリーヒットを放ち、2塁ランナーの沓掛選手が生還。初回に早速先制し、試合のリズムを作った。

先制のホームに帰る2塁ランナー沓掛選手

先制のホームに帰る2塁ランナー沓掛選手

義塾打線、一挙6得点の猛攻

追加点が欲しい義塾は四回、先頭バッターの岩見選手がレフト前ヒットで出塁すると6番・山本瑛大選手(商4)の打席ですかさず盗塁を決める。さらに暴投の間に3塁に進みチャンスを広げると、6番・山本選手はフォアボールを選びノーアウト1・3塁となる。続く7番・柳町達選手(商1)の打球はセカンドの正面へ転がるが、これをエラーしたことにより、待望の追加点が入り球場は義塾のペースに。

勢いづいた義塾の流れはここで終わらず、9番・加藤拓選手は自らのバットでツーベースヒットを放ち3点目を追加すると、倉田直幸選手(法3)、照屋塁選手(環3)の1・2番コンビに連続タイムリーヒットが飛び出し5対0となった。さらにその後2アウト2・3塁となり、山口選手にも2点タイムリーが生まれ、この回打者12人、7安打6得点のビッグイニングとなった。

止まない義塾の攻撃 ホームラン攻勢が法政に追い打ちをかける

義塾の攻勢はまだ終わっていなかった。六回裏、2アウトランナーなし、5回から代わった法政のピッチャー谷川選手から山本選手がデッドボールを受けて出塁する。そこで打席に立つは1年生の柳町選手。リーグ戦初戦でスタメンを勝ち取った彼は既に第1打席にリーグ戦初ヒットを記録していた。再び打席がまわってきた第4打席、風に流されつつもライトスタンドにまっすぐ伸びていく2ランホームランを放ち、1塁側スタンドを大いに沸かせた。これで点差がK9-0Hとさらに開き、流れは完全に義塾に。

続く七回も義塾の攻勢は止まらない。加藤拓選手がフォアボールで出塁。その後2アウト1塁となり、沓掛選手が左スタンドに特大アーチを送り込みランナーとともに生還を果たす。ついに義塾の得点は2桁の大台に乗り、勝敗を決定づけた。

巷ではヨシノブ2世と呼ばれる期待の新星柳町選手の1号HR

巷ではヨシノブ2世と呼ばれる期待の新星柳町選手の1号HR

復活のエース加藤拓、8回1失点の好投!

開幕戦に先発した義塾のエース加藤拓選手が8回1失点、被安打4、10奪三振の好投を見せた。昨年はリリーフとして防御率1.30の好成績を残したが、今年は先発の大黒柱として復活の兆しを見せた。加藤拓選手は登板した8イニング中6イニングを三者凡退に打ち取るという迫力ある投球で法政打線を抑え込んだ。

しかし、全てが順調ではなかった。スタミナが切れてきた8回、フォアボールがきっかけとなり失点に繋がるという、昨リーグも頻出した失点のパターンが飛び出した。野手の守りは堅く、3つのダブルプレーを含むノーエラーで試合を切り抜けたものの、今後改善するべき課題が明確になった試合であった。最終回の9回は期待の2年生投手、原田匠選手(商2)が確実に抑えて試合終了した。

初戦の勢い衰えず勝利を掴んだ2戦目

1 2 3 4 5 6 7 8 9
義塾 0 2 1 0 1 1 2 0 1 8
法政 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2

何としてでも勝利を掴みたい2戦目。初回に暴投により2失点という苦境に立たされるも、直後の2回表には倉田の適時打により1点を返し、さらに続く照屋の犠飛により追いついた。その後流れを掴んだ義塾は、沓掛と倉田の本塁打などにより次々に得点。15安打8得点で快勝を収め、法政大学から勝ち点を掴んだ。

初戦を快勝し、2年ぶりのリーグ戦優勝へと順調な滑り出しの義塾。5月末には早慶戦が行われる。試合後の優勝パレードに参加できるように、SFC生も友人や家族を誘って、明治神宮球場まで応援に行こう。

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