27日(日)に投開票された、神奈川8区衆院補欠選挙で、元政策・メディア研究科特別研究助手、折田明子氏が、民主党候補として出馬したが、落選が濃厚となった。


 元首相秘書官で桐蔭横浜大学教授の江田憲司氏が当選確実との見込みである。
 27日21時30分頃、川崎市・鷺沼にある折田氏の選挙事務所に「江田氏当確」の知らせが入った。会見のなかで折田氏は、今回の選挙で江田氏に及ばなかった原因として、「公募されてから2ヶ月という短い期間で、多くの地元の人と会えなかったこと」を挙げている。
 【折田明子(おりた・あきこ)氏】
 1975年4月25日生まれ。1994年、総合政策学部に入学。2000年、政策・メディア研究科修士課程修了後、日本IBM勤務。SFC研究所訪問研究員を経て政策・メディア研究科特別助手。インターネット政策やグローバル・ガヴァナンスを専門分野とし、2000年、政府のIT戦略本部委員を務める村井純・環境情報学部教授の随行員として、e-Japan戦略策定に関わる。
 民主党県連による候補者擁立の際、公募方式が実施され、応募者十二人の中から書類選考、面接、討論会を経て折田氏が選ばれた。