冨田勝・環境情報学部教授/先端生命科学研究所所長が、45歳以下の優れた研究者を称える「第16回日本IBM科学賞」の受賞者の一人に選出された。なお、冨田教授は、44歳。


 「細胞シミュレーションのパイオニア的研究」が受賞理由。塾大学の研究者が同賞を受賞するのは94年の理工学部 鈴木啓介・理工学部教授以来で、通算3人目、理工学部以外では初の受賞。
 日本IBM科学賞は、1987年に、日本の科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与することを目的に、日本IBM創立50周年を記念して創設されたもので、今年で16年目を数える。
 冨田教授は、「学生達とあれこれ試行錯誤して得た研究成果ですので、研究室を代表して賞をいただいたと思っています」と、喜びのコメントを発表している。