マレー・インドネシア語特集第2回目の今回は、研修を担当されている野村先生にお話を伺いました。当研修に参加した多くの学生が、その後インドネシアに長期留学をしたり、卒業後もホストファミリーと連絡をとり合ったりしているそうです。このことからも、当研修が言語はもちろんのこと、インドネシアの文化や歴史に対するより深い興味や愛着を持つための最初のステップを提供してくれていることが分かります。


 インドネシアに少しでも興味のある方は、まず、この機会を利用して研修に参加してみるとよいのではないでしょうか。

1. マレー・インドネシア語研修とはどのようなものですか?

1994 年から始まり現在に至るまで、ほぼ毎年春休みと夏休みにそれぞれ1ヶ月の現地研修を行っています。これまでの研修先は、インドネシア共和国東ジャワ州マラン市の私立マラン・ムルデカ大学でしたが、今年からは同じマラン市にあるブラヴィジャヤ大学になりました。研修内容は、インテンシブでインドネシア語を学ぶコースです。研修期間中、学生はみなホームステイをするため、1ヶ月間ほぼ24時間インドネシア語のシャワーを浴びることになり、研修を終えると見違えるほどインドネシア語が上達しています。

2. 当研修にはどのような人に参加してほしいですか?

インドネシアの文化や歴史などに興味をもつ方に参加して欲しいと思います。

3. マレー・インドネシア語研修の特徴は何ですか?

ホームステイなので、毎日授業時間以外もすべてインドネシア語での生活をすることです。また、バティク(染織)や古典舞踊など、インドネシアのさまざまな文化に触れる機会が多い点も挙げられます。

4. 過去に参加された研修で、印象的だった面白いエピソードや素晴

 らしいお話などがありましたら教えて下さい。
 過去の参加者の中で、かなりの数の学生たちが再びインドネシアへの長期留学を希望したり、あるいはかつてのホストファミリーと卒業後もずっと交流を持ち続けています。かつて、高校時代に品行不良とされた学生がいたのですが、当研修に参加しホストファミリーとの交流を通じて立派な学生となり、その後イスラム大学に留学した、というこ
ともありましたよ。

5. 次回予定している研修について、教えて下さい。

次回の研修は3月上旬から1ヶ月を予定しています。詳細は追って発表します。