SFCで通学に自転車を利用している人は何人いるか知ってますか?


 サイクルKの調べでは、キャンパスまで乗ってきている人は少なくとも700人から800人、自宅から駅まで乗っている人を含めれば相当な数のSFC生が自転車利用者といえます。三田や日吉にはほとんど無縁だけどSFCだからあること、それが自転車通学です。
 このSFCの独特の立地条件だからこそあるテーマを「チャリ通SFC生へ」というタイトルで、サイクルKがSFC CLIP編集部、藤沢北警察の協力を得て、毎回様々な視点から熱いトピックを織り交ぜて連載します。今回はこれから取り上げる予定の内容について簡単に説明です。なお、ご意見、ご感想、疑問などをいただければ記事に反映させていただくように努力しますのでよろしくお願いします。
 この連載はサイクルK 松田麻希(総3)、松本賢二郎(環4)が担当します。

1、SFCの自転車事情

自転車通学してる人の実態を踏まえ、駅周辺の駐輪場の紹介や、自転車通学の愉しみ、問題などを取り上げます。やっぱSFCの交通は自転車がいいのかも…。

2、事故ってあるの!?

自転車に乗るということは可能性は低いものの事故の可能性はあります。相手は車、バイク、単独、さらに最近では対歩行者の事故もクローズアップされています。ここではSFCの最寄警察である藤沢北警察署の協力を得て、実際にあった事故からどんなことに気をつければいいか身近に潜む危険を分析します。

3、おもしろ自転車の疑問

国勢調査によれば日常的に自転車を利用しているのは国民の30%。年間一世帯あたり自転車に支出する額は3279円。都内区部の混雑時なら自転車の平均速度は15km、車の平均旅行速度は17km。むー。よく盗まれるけど、どれくらい持ち主に戻っているの?などなど。

4、日本と世界の自転車事情

日本は世界に誇る自転車大国。でも歴史やマナー、自転車に対する意識の先進国はやはりオランダなどヨーロッパの国々。世界を見渡せばこんなに自転車の使われ方も違うのか…。ここでは、オランダ、ドイツ、フランス、アメリカ、中国を取り上げます。

5、SFCからどこまで行けるか 自転車小旅行のススメ

自転車はガッツと食料と水があればどこまでも行ける。ここでは、もっと身近に行ける散策スポットや面白い場所をご紹介。前にサイクルKでSFCから富士山5合目まで行くなんて企画もあったな。

6、放置自転車の撤去に防弾チョッキ、自転車年間予算10億円以上?!

自転車は環境にもやさしいし、時間を気にしないで使えるし、混まないし、いいなぁー。でも、いいことだけじゃなくて自転車を取り巻く社会問題は複雑。ここでは、駅周辺での放置自転車を巡る放置と撤去のいたちごっこを防弾チョッキの予算申請がでるほど過酷で危険、年間予算13億円を使うほどの東京都のある区を例に取り上げます。

7、未来の自転車

多様な交通が生まれている中で、自転車を巡る世界の動きは常に変化しています。ここではこれからの新しい自転車利用を考察して行きます。
「自転車を、SFCを、もっと楽しく」 サイクルK 
(文責:松本賢二郎 環境4年) 2003.4.4