春です。我が慶應義塾大学でも明日3日に入学式。新しい土地で一人暮らしを始める皆さんも多く居ることと思います。また、今春卒業された社会人として新しい生活を始める先輩方も多いでしょう。


 新しい生活をはじめるときには、いろいろなアクシデントがおこりがち。新生活の中でただでさえ不安な時期に、いらぬアクシデントが起こらないように日ごろの予防が大切です。  
 日ごろの備えが重要なのは、自転車の防犯についても同じです。自転車の防犯で、最も重要なのは自転車の防犯登録を正しく行なっていることです。自転車の盗難は、治安のそう悪くない湘南台、SFC近辺でも多発していますが、防犯登録をしておけば、なくなった自転車が戻ってきくる確率は格段にあがります。
 自転車の防犯登録制度とは、平成6年に施行された「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」に基づいて、自転車を利用するあらゆる人に対して義務付けられているものです。行なわないことによる罰則はありませんが、先ほど述べたように盗難自転車が戻ってきやすいという理由のほかにも、何か他の事件・事故が起きた場合にも役立つケースがあるということで、ぜひ正しい防犯登録を行なうことをお勧めします。
 防犯登録は、新規に自転車を購入した場合はもちろん、ひとから自転車を譲り受けたときにも登録の手続きが必要です。店舗で購入したときには、その店舗自体が自転車防犯登録所を兼ねている場合が多いので、登録を忘れることはそうありませんが、譲り受けた場合などにはうっかり忘れがちです。卒業する先輩から自転車を譲り受けたり、なんてことが多い時期ですが、忘れずに手続きをしてくださいね。
 貴方の乗っている自転車の所有者が貴方以外の人で登録されていると、何かの場面で登録番号を調べられたときに、盗難の犯人と疑われてしまうかもしれませんよ。(そんな場面あるわけないよ、と思うかもしれませんが、実際に警察に問いただされて大変だったという友人がいます。)
 また、入学・卒業に伴って転居する方も、新たな手続きが必要です。住所変更の手続きで済む場合もありますし、遠地に引っ越すなどで新規に登録をしなおさなければならない場合もあります。登録には、500円の登録料が必要になりますが、一度登録してしまえば変更手続きなどが生じない限りは、10年間有効です。自転車の安全を考えれば、500円なんて安いものでしょう。(10年の有効期間が過ぎると、登録データが抹消されますので再度登録が必要です)
 防犯登録で、盗難にあっても自転車が戻ってきやすいのは事実ですが、すべてが戻ってくるとは限りません。そもそも盗難されないようにするには、自転車を駐車するときに、厳重に鍵をかけることが重要です。鍵を前輪・後輪の両方につける「ダブル・ロック」が効果的です。2つ鍵があれば、鍵を破壊するまでに時間がかかり、窃盗犯の心理的ハードルになり、狙われにくくなるのです。
 駐輪中だけでなく、走行中にも防犯に気をつける必要があります。最近自転車の前籠の荷物をひったくられるという事件が多発しています。走行中の自転車をバイク等で追い抜きざまにひったくる、という手口が多いようです。
 SFC生の中には、手持ちかばんを前籠に入れて自転車で通学している学生も多いと思います。湘南台駅SFCの間であれば、そんなに治安も悪くないから、と安心しているかもしれませんが、用心するに越したことはありません。
 籠に防犯ネットをかける、自転車に乗るときはリュックサックなど背中に背負う形で荷物を持つなど、工夫をしましょう。
 また、残留などで夜遅くに自転車で湘南台の自宅まで帰ると言う場合には、自転車で無灯火で走行しないようにしましょう。夜間の無灯火走行は法律で禁じられていますし、なにより危険です。
 暖かくなってきて、自転車で走るのにも気持ちのいい季節がやってきます。適切な準備、そして走行で今年度も、楽しい「チャリ通生活」を送ってください。
(文責:総合政策学部4年 松田麻希)
 サイクルKは現在、湘南台駐輪場改善プロジェクト、SFC生向けにレンタサイクル、看護医療学部と本館側間のサイクルシェアリングなどを進めています。
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