ビヨーン、ビヨーンと、倍音がなる楽器、「口琴」という楽器を皆さんご存じでしょうか。そのシンプルなデザインによって、古代から世界中で演奏されてきた楽器です。楽器の名前はしらなくても、テレビや映画の効果音で多用されているので、音を聞いたらご存じな方も多いかもしれません。


 日本に輸入されているもので比較的に手に入りやすい形は、栓抜きの様な形をした本体に、よく振動する細長い金属を固定し、その振動音を口の中で増幅させて響かせるタイプものです。  
 そのほか世界中には、竹、真鍮、木片、鋼、様々な材質を使った様々な形状の「口琴」が存在します。
 アイヌ文化に関心のあるかたは、「ムックリ」という楽器をご存じかと思います「ムックリ」もまた口琴の一つの形です。
 日本口琴協会では、99年よりWEBサイトを使って「口琴」情報のハブとしての存在です。民族楽器に関心興味のある方はまずは「今月の口琴」でまずはその造形的なおもしろさをチェックしてみてください。