SFCの生みの親、石川忠雄元塾長が死去 -10月2日に告別式-
25日(火)、過去に塾長を務め、文化勲章受章者でもある石川忠雄氏が腎不全のため慶應病院で死去した。85歳だった。石川元塾長は3期目となる1985年からSFCの開設に取り組み、SFCの生みの親と呼ばれていた。告別式は10月2日(火)午前11時から青山葬儀所で行われる。
石川元塾長は義塾法学部教授、常任理事、法学部長などを経て1977年に塾長に就任。1993年まで、戦後最長となる4期16年を務めた。日本私立大学連盟会長や全私学連合代表などを歴任し、1995年に勲一等旭日大綬章、2000年には文化勲章を受賞。
また、中国現代史の研究者としても知られ、日中友好21世紀委員会の日本側座長を務めるなど日中友好にも力を尽くした。著書に『中国共産党史研究』『禍福こもごもの人生』などがある。
- 義塾オフィシャルWEB:石川 忠雄 元慶應義塾長(学事顧問、評議員、大学名誉教授)の逝去について
- 関口一郎ホームページ:SFC開設史