SFC Open Research Forum 2007の1日目、22日(木)16:10-17:00、六本木アカデミーヒルズ40キャラントC2にて、アジア地域の大学発ベンチャー企業を支援するために協働していくことで基本合意した義塾とSBIホールディングスが調印式と説明会を行った。


 調印式と説明会は六本木アカデミーヒルズ40(東京会場)と大阪大学中之島センター(大阪会場)を遠隔中継して行われ、村井純氏(慶應義塾常任理事)と國領二郎氏(慶應義塾大学インキュベーションセンター所長)が東京会場から、北尾吉孝氏(SBIホールディングスCEO)が大阪会場から登壇した。

この協働案件は、衛星インターネットの活用で遠隔講義等の高等教育の相互協力とIT技術者の人材育成を行ってきた、義塾が運営推進するアジア国際教育協力プロジェクト「SOI Asia(School on Internet Asia)」のパートナー(13国27組織)と連携した起業支援の枠組みで、SBIホールディングスがSOI Asiaパートナー発ベンチャー企業を投資対象とする新規ファンドの立ち上げを予定している。

調印式は國領氏による合意内容の説明後、村井氏と北尾氏がオンラインでMOUにサインする形で行われ、直後の写真撮影では、東京会場のモニターに映し出された北尾氏を中央にして、村井氏と國領氏が両脇に納まった。また、説明会では協働の背景や意義などが語られた。