18日(木)、SFCの公式WEBが4年半ぶりにリニューアルされた。サイト全体にFlashを使った大胆な構成に、多くの戸惑いの声も挙がっており、翌日に早速以前のサイトが再度公開されるなど、混乱を巻き起こしている。

新しいサイトでは、トップページに全教員の顔写真を掲載し、ダイレクトに教員プロフィールや研究会の詳細を見ることが出来るようになった。顔写真がネットワーク図になっており、教員同士の研究のつながりも可視化した仕組み。閲覧する時間によって背景画像の風景が変わるなど、細かい仕掛けも仕組まれている。
 しかし、ユーザビリティやアクセシビリティの点では、従来より改善されたとは言い難い。全てがFlashで構成されているため、パソコンのスペックによっては動作が遅くスムーズに見られないことや、JavaScriptとFlashが必須で、ブラウザの設定で利用していない場合や、対応していない端末では閲覧できない、といった問題点もある。また、WEBのURLが全て変更されたため、従来存在したコンテンツへのページリンクが全てデッドリンクとなってしまった。

旧サイト

リニューアル前の旧サイトデザイン

新サイト

新サイトデザイン
 学生からも、「重い」「デザインに懲りすぎていて必要な情報にたどり着けない」「顔で情報を探すのは無理」等といった声が聞かれ、SFC関係者のブログでは、早々にリニューアルに対する批判的意見が公開されている。
 加藤文彦政策・メディア研究科助教のブログでは、主にユーザビリティ・アクセシビリティ面での改善案等を述べた意見書と、それに対する広報委員会からの回答が公開されている。回答には、旧サイトへのリンクを設けること、今後新サイトの高速化やアクセシビリティ改善を図っていく旨が書かれている。
 実際、19日夜にはトップページにリニューアル前のHTML版のWebへのリンクが設けられた。しかし、あくまで応急処置でしかなく、リニューアル前のページにアクセスしてもデッドリンクが目立つ。今後の改善が期待される。