2010年度春学期、警察庁出身の小林良樹氏が総合政策学部教授に着任する。竹中平蔵グローバルセキュリティ研究所所長のSFC復帰も明らかになった。


■小林良樹研究会「社会安全政策研究 – 日本警察に対するコンサルタント・シミュレーション」安全保障政策研究 – インテリジェンスの基礎理論と実務を学ぶ
 小林氏は東京大学法学部卒業後、1987年に警察庁に入庁。アメリカ合衆国日本国大使館参事官、警察庁長官官房総務課政策企画官、埼玉県警警務部長などを歴任した。2011年度まで在籍する有期教員としての着任となる。
 担当する研究会では、治安問題など社会安全政策および外交、防衛問題など安全保障政策の二つの分野を扱う。長期休暇中には香港警察への調査旅行も実施する予定。
 また竹中教授は総合政策学部教授を務めていた2001年4月、経済財政政策担当大臣として小泉内閣に入閣して以来のSFC復帰となる。研究会で扱うテーマは未定。
※27日(土)追記
竹中教授は4月1日から総合政策学部教授に就任するが、来年度は引き続きメディアデザイン研究科にも在籍し、またグローバルセキュリティ研究所所長も務める。