この本が欲しい! 新宿の真ん中でSFC生選書ツアー
14日(金)、紀伊國屋書店新宿本店にて、メディアセンターが第2回目のSFC生選書ツアーを開催した。SFC生選書ツアーとは、メディアセンターに置いてほしい本を学生が実際の書店で探し、選ぶことができるツアー型イベントだ。
当日は、紀伊国屋書店新宿本店に現地集合、その後ツアーが開始された。
まずはじめに、紀伊國屋書店営業推進本部営業企画部店営連携課の舞田純孝さんに、どのように選書するのか説明してもらった。
今回使用するのは、ハンディターミナルと呼ばれる読み取り機械。これを本の2段バーコードにかざすと、自動的にその本の情報が記録される。片手で簡単に操作できるので、次々と本棚から本を取り出し、選んでいく事が出来る仕組みだ。
説明が終わると、いよいよ自由に本を見て回る時間が与えられた。参加者は思い思いに、自分の興味のあるジャンルの階に移動し、興味のある本を選んだ。
政策科学など、学術的な本を中心に選ぶ人も。
SFC生らしく、Photoshopのマニュアル本などを選んだ人もいた。
実際に書店を回ってみると、欲しい本を買うためだけに書店に訪れる場合と異なり、様々な種類の本に目が行き、自分の見解を広げることにもつながった。
今回選ばれた本は、既にメディアセンターにある本などを除いて購入され、利用できるようになる予定だ。今回の選書ツアーを企画した、湘南藤沢メディアセンターテクニカルサービス担当の児島知子さんにお話を伺った。
—-何故選書ツアーを始めたのですか?
選書ツアーは、学生の皆さんにとってメディアセンターがもっと身近で魅力的な場所になるようにと思って始めました。職員も日々メディアセンターをより良く、魅力的な場所にする努力をしていますが、学生の視点でないと気付かない事もあります。メディアセンターに学生の皆さんが選んだ本が加わることで、メディアセンターが魅力的な場になればと思っています。
—-選書ツアーに参加された方の感想はいかがですか?
書店で実際に色々と本を眺めながら歩くと、自分の興味分野がさらに広がる面白みがあると伺っております。参加してみると、時間を忘れて本を選ぶ事に熱中してしまう方も多いです。書店に行く機会が学生は減っていると思うので、こういった機会で書店や本の楽しみ方を知ってもらえたら幸いです。
—-今後の開催予定はありますか?
今後も毎年の長期休暇前後などに開催していく予定ですので、積極的に参加していただけたらと思っています。
メディアセンターに、自分の選んだ本が置かれる機会はなかなかない。今回のチャンスを逃した方は、ぜひ次回は参加してみてはいかがだろうか。