Red Bull、Monster Energy、オロナミンCをはじめとするエナジードリンク。残留など、タフな生活を送る人も多いSFC生の中には、愛飲している人も多いのではないでしょうか。今回のハッテQでは、SFC生のエナジードリンク事情について調査しました。

別に飲まなくても…?


 今回は65人の方にアンケートを行いました。結果は以下の通りです。

はってQ2


 最も多かったのは、エナジードリンクを全く飲まないという人。「受験生時代は飲んでいた」、「たくさん飲んでいると、忙しいアピールみたいで嫌だから飲まない」、「飲みたいと思うタイミングがない」という意見がありました。中には「人生で一度もエナジードリンクを飲んだ事がない」と言う人も。
 次に多かったのは、1週間に1、2本飲むという人でした。「たまに飲みたくなって飲むことはあるが、頻繁に飲みたいとは思わない」、「疲れる日だけ飲む」という意見がありました。また、中には7本以上飲むという人も1人だけいました。プログラミングがうまく組めないとき、エナジードリンクを箱買いしてほとんど毎日飲んでいるとのことです。

 意外だったのは、体育会系の人達は殆どエナジードリンクを飲まないということ。代わりにプロテインはよく飲んでいるそうです。ただ、試合前等、ここぞという時にはエナジードリンクに頼ることもあるそうです。

あったら便利? なくても困らない?


はってQ1


 65人中27人が生協にエナジードリンクは「いらない」、38人が「欲しい」と答えてくれました。
 生協にエナジードリンクはいらないと回答した人達に「どうせ飲まない」、「学校で飲む機会はないのでは?」という意見がありました。たしかに、滅多にエナジードリンクを飲まない人にとって、生協に置く必要はないかもしれません。
 反対に、エナジードリンクが欲しいと回答した人達の中に「自分は飲みたいとは思わないが、もし売っていたら便利になるとおもう」「たまに飲むことがあるので置いて欲しい」「残留するときは必要になるので欲しい」という意見がありました。

ないという文化


 エナジードリンクが欲しいと答えている方は多くいますが、残念ながら生協はエナジードリンクを取り扱っていません。なぜ置かないのか、慶應義塾生協藤沢店の店長に伺ってきました。

–なぜSFC生協ではエナジードリンクを取り扱わないのですか?



 エナジードリンクなどのビンや缶は、「置かない」のではなく「置けない」のです。それは「ビンや缶を置くことを禁ずる」という、SFCが定める環境方針があるからです。なぜそのような方針が定められたのか、詳しいことはわかりません。以前生協でも、学事へエナジードリンク設置の許可を頂こうと試みたことがありましたが、残念ながら難しいとのことでした。
 テスト期間などで学生さんの残留が多くなるときは、設置して欲しいという要望が特に多くなります。また、メッセージにも年間10件ほど、エナジードリンク設置についてのお問い合わせが来ています。
 生協としては置いても良いかと思うのですが、SFC設立当初から続いているルールでもあり、今更変えるというのは難しいかもしれません。むしろ、ビンと缶がないのはSFC独自の文化として捉えていただきながら、これからも生協をご利用頂ければと思います。
 
 生協でエナジードリンクが取り扱われていないのは、SFCの環境方針という制約があるからだった。しかしキャンパス近くのコンビニエンスストアでは販売されているので、栄養補給をしたくなったら、気分転換にコンビニまで歩いて買いに行くのもいいかもしれない。
 今回アンケートにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。