タブリエ レディバードカフェにて、渡邊賢治研究会が主催する薬膳丼フェアが行われている。漢方医学に親しんでもらうことを目的としたこの企画。期間中に3種類の薬膳丼が販売される。今回は、第3弾「えびとブロッコリーのぽかぽか山椒丼」を紹介する。


 漢方医学において、下焦(げしょう)という言葉がある。下焦とは、生まれ持った生命エネルギーのことで、冬は下焦を補い、身体を温めることが重要だとされている。

 下焦を補うために、この丼には長ネギ、生姜、山椒といった、身体を温めてくれる食材がふんだんに使用されている。


薬膳丼



 第1弾、第2弾と同様に、具は少々濃いめに味付けされている。長ネギのシャキシャキ感、えびのプリプリとした食感が楽しい。にんにくの風味が米にベストマッチし、更に山椒のピリッとした刺激が良いアクセントとなっている。食後は、生姜の効能でぽかぽかと身体が温かい。寒い冬には嬉しい一品だ。

 この丼は、25日(水)までの提供となっている。えびとブロッコリーのぽかぽか山椒丼を食べて、身も心もぽかぽかに温まろう。