2月27日から、新入生向けの相談会Campus Village2014がι11教室で開催されている。14日(金)まで、水曜日を除く毎日10:00-17:00の間、SFC現役生が新入生が抱える入学前の様々な疑問や悩みに答える。

Campus Village2014-2



 会場のι11教室は、窓から太陽光が差し込み、明るく入りやすい。テーブルでは新入生とその保護者に対してSFC現役生が向かい合って座り、談笑を交えつつ楽しそうに相談をしている。お菓子が用意されるなど雰囲気はとても和やかだ。スタッフは総勢22名で、ITやデザインから看護まで、SFCのあらゆる分野で学ぶSFC現役生が相談に答える。



 8日目の本日7日(金)までに、新入生と保護者を合わせて163名が訪れており、相談用メールアドレスには30件ほどの相談が寄せられている。




「どんな質問でもお答えします」 新カリキュラムにも対応

 「新入生がSFCにうまく溶け込めるようにしたい」と微笑むのは、Campus Village代表の鈴木啓太さん(環2)。これまでの相談会の様子について聞いた。
 下宿や学生生活など、新入生が抱える悩みは実に多様だ。鈴木さんによると、入学金の振込期限の前後で質問内容が大きく異なるという。締め切り前の場合、他の私立大学やまだ合否がわからない国公立大学との比較相談が多く、SFCの魅力や学べることに関する質問がよく出る。そういった質問に対しては、逆に新入生が大学で何を学びたいのかを聞き出す。新入生に明確なビジョンがある場合は、他大学と比較してSFCでできることやできないことを伝えている。
 また、新カリキュラムに関する質問も多いという。入学手続きをした新入生には資料がすでに送られているが、在学生はまだ受け取っていない。そのため、準備期間に新カリキュラムの勉強会を実施したり、学事とコミュニケーションを取ったりしながら、新カリキュラムに関する質問への対応にも力を入れている。通年制となるクラス制度や新たに必修となるデータサイエンス科目について不安を感じている新入生が多く見られるとのこと。
 なお、新入生から相談のあった質問などはCampus Villageのブログで公開される予定のため、ツイッターなどと合わせて確認しよう。

 鈴木さんは新入生からの相談に対して「SFCの良いところも悪いところも、その実情を赤裸々に伝えるようにしている」と話す。「どんな質問にも答えるので、気軽に来てほしい」と新入生にメッセージを送る鈴木さんは「先輩とのつながりをつくることもできる」とCampus Villageをアピールした。

Campus Village2014


 Campus Villageは入学前にSFC現役生に相談し、有益な情報を得られる貴重な機会だ。SFCの空気を感じることもできるため、少しでも新生活に不安や疑問がある新入生はぜひ訪れよう。