授業や研究会、サークルなどの活動のなかで、他の学生とファイルを共有をしたい、と思ったことはありませんか? 3月20日(木)より、SFC生向けのサービスとして新たに「CNSオンラインストレージサービス(β)」の提供が開始されています。今回の特捜CLIPでは、このサービスの利用方法について紹介します。

CNSオンラインストレージサービスの機能とは?

 オンラインストレージサービスとは、サーバーマシンのディスクスペースをユーザーに貸し出すサービスのことです。ユーザーは、サーバーにデータファイルを保管したり、複数のデバイス(個人PCやスマートフォンなど)や複数のユーザーでデータ共有することなどが出来ます。

 今回提供が開始された「CNSオンラインストレージサービス(β)」は、Dropboxのような操作性を持つ、CNSを利用したSFC生向けのオンラインストレージサービスで、以下のような特徴を持っています。

・ユーザデータはSFC内設置のストレージ上に保管される
・各ユーザの割り当て容量は、個人のホーム領域とは別に最大10GB
・キャンパス内でのデータのダウンロード/アップロードについては、直接CNS内のサーバとの間で行われるため高速
・Windows PCやMacの他、スマートフォン等のAndroid/iOSデバイスからの利用を想定
・CNSユーザ間で簡単にデータ共有が可能(ユーザを指定した共有グループが簡単に作成可能)
・CNS外部のユーザとのデータ共有が可能(個々のユーザがゲストアカウントを作成可能、共有リンクを生成可能)


 作成するフォルダごとにアクセスできるユーザーを設定したり、グループ単位でファイルを管理することも出来ます。ただしβ公開の間はデータは無保証となっており、10GB/ユーザの容量も完全には保証されておらず、10GBに満たない場合でも書き込みができない状態となることがあるとされています。


CNSオンラインストレージサービス、使ってみた!

 そうはいっても、このオンラインストレージサービス、どうやって使うの? という学生もいると思います。

 そこで、SFC CLIP編集部員が実際に利用してみました。
まず、https://keio-sfc.sharefile.com/にアクセスします。

 以下のような画面になりますので、左側のSFC-CNS Users の「Log In」をクリックしてください。

CNSオンラインストレージサーバー(1)


 ウィンドウが出てくるので、CNSログイン名とCNSログインパスワードを入力してログインしてください。

CNSオンラインストレージサーバー(2)


 初回ログイン時は、以下のような画面が表示されます。
 First Name欄に名前が、Last Name欄に名字がアルファベット表記で入力されていることと、Company欄がKeio Universityとなっていることを確認し、画面下部の「Save」をクリックしてください。

CNSオンラインストレージサーバー(3)


 「Staet Tour」をクリックすると、基本的な使い方の説明がされます。
ツアーが終わると、CNSオンラインストレージサービスが利用出来るようになります。

CNSオンラインストレージサーバー(4)


活用方法は無限大? 有効活用しよう

 以上、「CNSオンラインストレージサービス(β)」の概要と利用方法について紹介しました。
 SFCの学生であれば誰でも利用可能なので、サークル活動や授業、研究会などでのファイル共有などに利用してみるといいでしょう。