渡辺賢治研究会と神奈川県は、県庁新庁舎12階にある食堂「Cafeteria Seagull(カフェテリア・シーガル)」で期間限定で「春の未病薬膳ランチ」を提供する。


 渡辺賢治研究会は漢方医学の分野で「医食農同源」という考えに基づいて、農業を含め、様々な取り組みを行っている。一方、神奈川県では「最先端医療・最新技術の追求」と「未病を治す」という2つのアプローチを融合させ、「ヘルスケア・ニューフロンティア」の取り組みを推進している。

 今回、「未病を治す」取り組みの一環として同研究会の学生が考案し、このプロジェクトが始まった。

 「未病」とは、心身の状態が健康から病気に変化する過程の症状を指す。未病を治すことで、特定の疾患の予防・治療に留まらず、心身全体をより健康な状態に近づけることができる。


次のチャンスは8日(木)・22日(木)

 メニュー第1弾は「花粉症でお悩みの方におすすめ」と題した特別メニューで4月10日(木)・24日(木)に提供された。8日(木)及び22日(木)には、第2弾の「環境の変化等でストレスをお感じの方におすすめ」と題したメニューが提供される。
 第2弾のメニューは、 筍とあさりと生姜のお酢ご飯、大根と豚バラ肉のトロトロ煮、鱈のすまし汁の三品。酢・大根の葉・柚子といった気の巡りを良くしたり、その働きを助けると言われている食材を組み合わせたメニューだ。
 価格は600円でランチにちょうどよい。一日70食の2日間限定メニューなので、味わってみたい人は早めに行ってみよう。