4日(月)、義塾野球部の東京六大学野球春季リーグ戦優勝をうけて、優勝準備委員会主催のもと優勝パレードおよび優勝祝賀会が行われた。平日にもかかわらず数多くの塾生、塾員が参加し、2季連続36回目の優勝を三田山上で祝った。

大手を振って三田へパレード

春季リーグ戦最終日の閉会式終了後17:40より、明治神宮外苑成徳絵画館前から優勝パレード行列が出発した。都心の道路1車線を封鎖して行われたパレードでは、選手らがオープンカーから沿道の人々に笑顔で手を振り、それに続いて一般の塾生も多数参加した。パレードの先頭は長谷山彰塾長、大久保秀昭監督と河合大樹主将(総4)が乗る1931年式A型フォード。パレード行列は絵画館前から六本木交差点を通って三田キャンパスまで約2時間かけて練り歩き、到着後は三田キャンパス中庭にて優勝祝賀会が行われた。

1931年式A型フォードに乗り笑顔で天皇杯を掲げる河合主将 1931年式A型フォードに乗り笑顔で天皇杯を掲げる河合主将

三田の山に集い、優勝祝賀会


「野球部が一丸となって2シーズン連続の嬉しい優勝をもたらしてくれた」と語る長谷山塾長。「野球部優勝おめでとう」と挨拶をした。
鏡割り 鏡割り

この後、千田学生総合センター長から「野球部、V2、おめでとう、乾杯!」の掛け声に合わせて乾杯が行われ、選手や来賓は勝利の美酒を味わった。


河合主将は「2年連続の優勝をこの場で報告できることを嬉しく思います。ただ今日早稲田に勝つことができなくて悔しい思いで今この優勝を報告している」と述べ、秋に早稲田に勝てるように頑張りたいと今後の抱負を述べた。
観客に向けて話す大久保監督 観客に向けて話す大久保監督
大久保監督は「今日ここにおいでくださったみなさん、ありがとうございます」と感謝を述べ、「昨日今日と早稲田に勝てなかったのは監督として申し訳ないが、優勝したことには変わりないので褒めてやってください」と部員に賛辞を送った。
「慶應讃歌」斉唱 「慶應讃歌」斉唱

祝賀会の最後には、「慶應讃歌」「若き血」を肩を組んで斉唱し、「勝ったぞ、勝ったぞ、慶應」と優勝の余韻に浸った。

この野球部優勝を通して、義塾全体の結束を改めて確認することができたのではないだろうか。優勝の余韻も束の間、六大学野球秋季リーグ戦に向けて野球部の戦いは続く。まずは日本一を決める全日本大学野球選手権大会での活躍に期待したい。

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