今年もSFCでは高校生を対象としたワークショップ「未来構想キャンプ」が開催される。1日限りの「未来構想キャンプ」は8月20日(火)に、1泊2日の「未来構想キャンプ【滞在型】」は8月20日(火)-21日(水)にそれぞれ開催される予定だ。
※詳細追記: 6月7日(金)

未来構想キャンプとは

未来構想キャンプはSFCが毎年夏に開催する、高校生を対象としたワークショップで「現場で自分たちの能力や経験を活かし、創意くふうを行動に結びつけることの重要性を学ぶ環境」とされている。参加者はこのワークショップを通じて多様な知識や知恵をぶつけ合い、未来につながる「実行力」について体験的に考えることができる。

ワークショップの内容・日程

日程は昨年度から遅くなり、8月20日(火)-21日(水)となっている。応募受付は6月20日(木)15:00より開始予定だ。なお、応募できるワークショップはいずれか1つで、申込者多数の場合は事前選考が行われる。

未来構想キャンプ2019の開催日程・概要は以下の通り。

未来構想キャンプ2019 開催日程

日程 8月20日(火)9:00-17:30
対象 高校1年生-3年生
会場 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

未来構想キャンプ2019【滞在型】 開催日程

日程 8月20日(火)-21日(水) (1泊2日)
対象 高校2年生
会場 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)

各ワークショップの概要

(1)-(5)はone-dayワークショップ、(6)のみ滞在型ワークショップとなる。

(1)ファブ入門ワークショップ〜ちから,うごき,かたちをつくる〜

手を直感的に動かして美術やデザイン、ものづくりのエクササイズを行う。参加者は出された課題に対して限られた時間と材料で美しさを追求し、自分だけの作品を作る。定員は20名程度。

(2)防災ワークショップ〜命を守るための事前準備:避難訓練〜

地震や豪雨などの被害を小さくするため、このワークショップでは避難訓練に着目する。与えられる情報をもとに自分の高校の避難訓練に対する課題を探し出し、その改善策を考え、数人のグループで話し合う。定員は20名程度。

(3)映像づくりワークショップ〜考えながら撮る・撮りながら考える〜

チームに分かれて当日の各ワークショップの様子を撮影・編集し、即興的に一本の記録映像を仕上げる。映像を撮りながら考え、また考えながら撮るという現場に密着した学びを体験できる。定員は15-20名程度。

(4)ヘルスサイエンス・ワークショップ〜身体・心・社会を健康にする〜

SFCが求めるバランスのとれた健康科学を体験し、真の健康や未来に求められる健康の形を考える。1年後の東京五輪を意識した企画を盛り込みつつSFCがどのようなところか実感できる。定員は20名程度。

(5)これからの地域づくりワークショップ〜創発をもたらす場をデザインする〜

地域の人々が繋がる拠点としての「場」の作り方、運営の仕方などの具体的な方策について探求する。各地域の状況を観察・分析しながら課題を設定し徹底的に議論する。定員は20名程度。

(6)協奏型ロボットワークショップ〜関わりの中でともに成長する人とロボット〜

ロボットの「個性」について考える。リアルないきものを観察し個性を形成するヒントを見つけるところからスタートし、それをロボットの外見進化や動作の更新ロジックに落とし込む。電子工作、プログラミング、外装デザインからFABシステムでのプロトタイピングまでを一通り体験できる。

参加費用は7000円程度(宿泊費、食費、保険等)を予定している。未来創造塾SBC滞在棟でSFCの教員、学生が一緒に宿泊する。定員は10-15名程度。

興味のある高校生はぜひ参加してみよう!

SFCでの学びを体験できる絶好の機会であり、大学入学後も繋がる仲間を作ることのできる場にもなっている未来構想キャンプ。SFCを志望している高校生の皆さんにはぜひとも挑戦してほしい。
詳細な内容についてはこちらを参照。

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