7月5日(金)-13日(土)にイタリア・ナポリで行われた第30回ユニバーシアード競技大会テニス競技で、佐藤南帆選手(環1)が金メダルを獲得した。佐藤選手は女子シングルスの部、女子ダブルスの部、混合ダブルスの部で日本代表として出場しており、女子シングルスの部で金メダルを獲得したほか、女子ダブルスの部では銅メダルを獲得した。

各部での成績

女子シングルス

決勝まで好調に勝ち進み、決勝ではEmily Frances Alice ARBUTHNOTT選手に対し、1セット目6-4、2セット目6-4と連取して優勝した。

女子ダブルス

準決勝までは勝ち進み、準決勝ではタイブレークにまで持ち込んだものの惜しくも敗れた。

混合ダブルス

島袋将選手(早稲田大学)と組んだ混合ダブルスでは、2回戦まで進出するものの惜しくもQiuyu YE選手・Hao WU選手のペアに敗れた。

義塾へ入学したばかりの1年生

佐藤選手は體育會庭球部所属。この春私立日出高等学校を卒業し、環境情報学部に入学したばかりの1年生だが、その実力は折り紙付きだ。2018年には、全豪ジュニアでベスト8、ウィンブルドンジュニアでベスト16入りを決めるなど、紛れもなく世界のトッププレイヤーの一人だ。U16の全日本ジュニアで優勝、U18の全日本ジュニアでは準優勝するなど国内でも無類の強さを誇る。

圧倒的な強さで金メダルと銅メダルを獲得した佐藤選手は、義塾だけでなく日本のテニス界を引っ張っていく選手であることは間違いない。これからの佐藤選手の活躍も見届けたい。

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