初のオンライン授業となった春学期を終えた8月。2ヶ月の長期休みで暇を持て余している方も多いのではないだろうか。また、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で外出を心配する声も少なくはないだろう。

オンライン小論文学習サービスの「小論文のトリセツ」では、時間・場所に制限されない完全リモートワークという形でライターを募集している。

「小論文の入試って何を勉強したらいいの?」「受験のモチベーションはどのように上げる?」など、自身の受験体験をライターとして書いたり、今準備中の動画コンテンツに関わったりすることができる。小論文のトリセツについて気になる方は、今回の記事とあわせてこちらもぜひチェックしてみてほしい。

オンライン小論文学習サービス「小論文のトリセツ」

小論文のトリセツ」はSFC卒業生(2005年入学)の井口和宏さんが運営する、オンラインの小論文学習サービスだ。

本校の入試に必須科目となっている小論文であるが、経済学部や法学部といった他学部でも必須科目の1つとなっていたり、国公立大学での2次試験になったりと、そのニーズが高まっている。しかし、高校では小論文を教えるカリキュラムが整っていないという現状がある。

小論文のトリセツでは、そんな受験生に向けてオンライン上でコンテンツを提供している。

無料コンテンツに加え、添削サービスも

コンテンツとしては、無料で見ることができる小論文対策やSFCの過去問解説の他、「受験直前期! 慶應SFC合格者がやって良かったこと3選」といった、受験生にむけたモチベーションを維持する方法や受験生活の過ごし方など実際の受験時の体験も読むことができる。

また、有料サービスとしては、個別の小論文添削サービスや小論文学習のオンラインサロン、さらに動画コンテンツを中心としたオンライン小論文学習塾も実施している。

自身の経験から展開したサービス

井口さんは2005年に総合政策学部に入学し、予備校のチューターとして年間500枚近くの小論文を添削してきた。「ここまでの小論文を教えた経験は、なかなかない。うまく教えることができる自信と実績があった」として小論文のトリセツをスタートさせた。井口さんは「自分自身が受験時にこういったサービスが欲しかったからこそ、受験生にとっても役立つサービスになるのではと思っています」と笑顔を見せた。

現在は小論文に特化しているものの、今後は英語やAO入試対策、さらに他学部、他学校への展開を検討中だ。

ライターだけでなく、動画コンテンツや運営にも参加して

今回は、小論文の解説や受験時の話を書くライター募集であるものの、そのほかのコンテンツにも積極的に関わってほしいという。例えばSNS(Twitter)の運用や、「記事を読むことが面倒」という人に対して、聞きながら勉強ができる動画コンテンツ作りに力を入れているため、さまざまな部分で活躍してくれる学生も大歓迎だという。

給与は、時間単価のアルバイト契約ではなく、アウトプットに対しての業務委託契約である点も特徴的だ。例えば記事コンテンツ作成の場合は、学生が作成した文章の「一文字あたりの単価×文字数」というアウトプットに対しての給与となるため、朝働きたい人やリモートワークで働きたい人など、個々人のライフスタイルに柔軟に対応可能だという。また、井口さん自身がスタートアップ企業で新規事業開発としてサービスの立ち上げ経験を豊富に有していることなどから、起業等のアドバイスや実際の経験等の話も聞くことができるため、こちらに興味のある学生も必見だ。

井口さんからアドバイスをもらいながら執筆できる 井口さんからアドバイスをもらいながら執筆できる

井口さんは「現時点ではコンテンツの拡充が最重要課題だけど、サービスの企画・運営など積極的に関わってほしい。これまでには手伝ってくれる学生さんと運営の僕で親睦会をするなど、話しやすい環境にあると思います」と話した。

まずはチェック!

小論文対策だけでなく、英語試験対策のコンテンツも増やしていくことを模索しているほか、AO入試で入った学生も積極的に募集している。

気になった方は、こちらから小論文のトリセツのライター申し込みができる。ぜひ一度、のぞいてみてほしい。