7月3日-10日に実施された「湘南自治会設立承認投票」メール投票の結果について、慶應義塾大学選挙管理委員会は7月23日、賛成多数で湘南自治会の設立が承認されたと発表した。これを受けて1日、湘南自治会準備会は湘南自治会として成立した。

賛成多数で湘南自治会の設立が承認された

今回の湘南自治会設立承認投票はこれまで活動してきた「湘南自治会準備会」を福利厚生団体「湘南自治会」として改組、設置することについて是非を問うものだ。詳細はこちらを確認してほしい。

慶應義塾大学選挙管理委員会は7月23日、Twitter上で結果を発表した。

有権者数 5,139人 (うち学部生4,402人)
賛成 221票 (うち学部生201票)
反対 14票 (うち学部生13票)
投票数 311票
有効投票総数 235票 (うち学部生214票)
投票率 4.57%

この結果「投票総数のうち賛成多数」かつ「学部生による投票のうち賛成多数」となり、湘南自治会準備会に関する選挙の実施方針」に則り、湘南自治会の設立が承認された。

これを受けて1日、湘南自治会準備会が改組され、湘南自治会が設立された。

4.57%と低い投票率

今回の投票について、投票の成立条件に投票率に関する規定はなく、「投票数または投票率に関わらず成立」すると定められていた。一方で今回の投票結果としては投票率は4.57%にとどまった。これは選挙成立条件に投票率(10%以上)が規定されており実際に不成立となった事例もある塾生代表選挙と比べても低い。

なお投票率に関する規定が存在しないことについて、旧湘南自治会準備会は「湘南自治会が設立されることで不利益が発生するSFC生はいない」点や「投票結果の数値なりの正統性に準じて活動することのみが認められる」という条項が憲章に明記されているため問題ないと「よくあるお問い合わせ」上で説明している。

今後湘南自治会が「正統性」を示しながら広範な活動を行うには、実際の活動で自治会の意義を示すと同時に、より多くのSFC生の関心を集められる工夫が必要ではないだろうか。

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