SFC CLIPアンケート企画「はってく? ハッテQ!」第8弾! SFC生のリアルな声を二択で調査し、ボードにシールを貼ってもらいます。今回のテーマは「大学生活は不安? 楽しみ?」です! SFC CLIPに訪れてくれた新入生を対象に調査しました。期待と不安の入り交じる大学生活。新しい環境にポンっと投げ入れられたばかりの新入生たちの声を紹介します。

ハッテQ!

結果

アンケート結果はこの通り。「楽しみ」が14、「不安」が8だ。この結果から、不安はありつつも、大学生活への希望の方が大きいことが分かる。今回のアンケートを実施した時期も関係があるだろうが、今年度の新入生はネガティブな学生よりもポジティブな学生の方が多いようだ。調査したのちょうど新入生歓迎会の時期を終えて、知り合いも増えた頃合い。サークル選びや履修が具体的に始まり楽しみになってきた頃だったのだろう。入学より前にアンケートを行なっていたら、もっと違った結果だったかもしれない。「友達ができるかなあ」という不安はすでに解消されたあとだった。
 残る不安は履修のことだろうか。昨年度の新入生は震災の影響により、1ヶ月間スタートが遅れた。そのため、履修について考える期間は長かった。一方、今年の新入生は、入学式が2日(月)から授業スタートまでの4日間しか考える期間がなかったのだ。
 実際にSFC CLIP編集部に遊びに来てくれた、数人の新入生にフレッシュな気持ちを自分の言葉で綴ってもらった。

澤井優作さん(環1)

SFCは履修の制約が少なく、授業を自由に決定し勉強できるのは素晴らしいと思いました。その反面、クラスごとの授業が情報基礎と体育しかないので、人と知り合う機会が少ないのもまた事実です。人見知りの私としては、いつの間にか話し始める周りの人間のなかで強い焦りを感じます。知り合いが少ないと、履修を決める時に必要な、授業の評判など情報収集するのも大変になります。ほとんどの授業を自分で決めなくてはならないSFCでは、情報収集が出来ないのは困ります。
 期待も多い中で、それが不安なところでもあります。

丸山将光さん(環1)

私は「楽しみ」に貼りました。たしかに「気軽に話せる友達ができるのかな」「自分で時間割を組めるのだろうか」などの不安要素はあります。しかし、それ以上に「知的好奇心を刺激するような授業がたくさんある」「麗しい慶應ガールと話せる」といった楽しみ要素の方が多いです。まだエグい授業を受けていないからかもしれませんが、今のところ私は「この臭いなに!?」なんて友達と和気藹々鴨池で話している日々や、1年間憧れ続けていた夢のキャンパスで勉強できる日々が楽しみで仕方ないです。

山本海斗さん(環1)

(´・ω・`)不安……SFC受験に向けて世界史を捨てたのは高3の夏。それからは英語と小論文のみ勉強していました。なので世界史を課す大学は全て併願不可能という崖っぷちの中での受験でした。結果的に受かったのでいいものの、AO組や3教科組、他大学も受験した学生の中で勉強についていけるか非常に不安です。でもこの3日間で初回の授業にいくつか参加し、何人か友達ができたりしました。またユニークな教授陣の講義から将来への希望を貰ったりもしました。今はだんだんとSFCでの生活が楽しみになりつつあります。これからもっと多くの人と交流し、知見を高められたらと思います。

露口彩さん(環1)

私は「楽しみ」という方を選びました。6年間女子高で共学ではなかったので慣れないのかという不安は大きかったです。ところが、オリエンテーションでの先輩の優しさや様々な新入生の多様性に驚き、いつのまにか不安が楽しみに変わっていました。これからのサークルや授業などでの友達作りが今の私の楽しみです。授業の履修は不安ですが、先輩や友達を沢山作ることで楽しみを増やしていきたいと思います。

中村仁さん(総1)

私は不安にシールを貼りました。まず、ビックリしたのは良くも悪くも感動的なSFCの放ったらかし具合です。特に初日は、はっきり言って意味不明。履修する外国語も決めていなかった自分にとっては、履修申し込みの期限が翌日というのは寝耳に水でした。履修はサークルの見学に行った時に相談したのでなんとかなりそうです。シラバスをよく読んでみると、どれも奥が深そうで、だんだんと楽しみになってきました。語学はきついが、やりがいがあるのでがんばろうと思います。とまあ、こんな調子に自分を励ます、まだまだ不安な大学生なのですが。

元井実祐さん(総1)

SFCには優秀な人ばかりがたくさんいらっしゃって、常に最先端を行っているイメージを持っていました。そんなSFCに合格して6日が経つのですが、想像していた以上に自由で居心地がよくて、ちょっと安心しています。やはり、私は新入生ということもあり、この6日間新歓の嵐に遭って、SFC CLIPを含む、様々なサークルの先輩方とお話しできました。私が考えもしなかった視点から、履修や将来のアドバイスをくださるので、世界が広がった気がして毎日が充実しています。一方で自分が先輩たちのように自分を確立できるのかと、この先のことを考えてみると不安になります。もう1つは、私は今までどこかのコンテストで賞を取ったという実績や、プログラミングができるなどの得意なことというのがないので周りの人についていけるか不安ですね。

河波共宏さん(環2)

僕は、今年の春学期、唯一SFC外から編入してきた2年生です。だから2年生なのに、新入生! もう一度いろいろなサークル、団体の新歓に潜り込める2度目の春を過ごしています。編入して三田から来るとカルチャーショックを受けることがたくさんあります。「芝がある」「Macばっかり置いてある」「先生が皆メアドを持っている」など、「これがこっちの常識なのか!」とびっくりしました。更にシラバスを見るとワクワクするような授業がたくさん。分からないことで圧倒されることもたくさんありますが、なんとかなる! せっかくレアな編入生なのでSFCと三田のキャンパスをつなぐ架け橋になれたらと思っています。