6日(火)の藤沢市長定例記者会見で、湘南台駅西口とSFCを結ぶ連接バスの導入の詳細が発表された。この連接バス導入は、3月16日(火)に国土交通省が発表した平成16年度公共交通活性化総合プログラムの「藤沢西北地域における新しいバスシステムの導入」を受けて、藤沢市が決定したもの。


 連接バスとは、従来の路線バスより長い車体を持ったバスで、中ほどに電車と同じような連結部分がある。このバスは、これまでに北海道旭川市と千葉市幕張地区に導入されており、3例目。交通バリアフリー法に対応した低床連節バスは、日本初となる。
 今年度導入される連接バスは2台、いずれもドイツ・ネオプラン社製。来年度はさらに2台導入する予定。連接バスは急行運転とし、途中は南大山にのみ停車する。運賃は従来と変わらない210円。連接バスを補完する形で従来の湘23系統は通常のバスで運行し続ける。同時に、定時・速達性の向上のため、PTPS(公共車両優先システム)の既存のバスと合わせた導入や、SFCから、藤沢西北部地域に向かうフィーダ(支線)路線も具体的な検討に入るとしている。