大手文房具メーカーシャチハタ株式会社が主催するシヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティションで、SFCの総合政策学部卒業生である牛山達郎氏(03年総合卒)が2年連続受賞を果たした。SFC CLIPでは、SERIES「Creators CLIP」に牛山氏のインタビューを掲載したので、合わせて参照されたい。


 牛山氏の作品は昨年、印面に彫られた時計の針を実際に動かすことのできる「タイムスタンプ」が見事グランプリを受賞。今年は点線をカタカタと描くことのできる「雨のペン」が審査員賞(原賞)を受賞した。
 「気持ちが伝わる『新しいコミュニケーションツール(ステーショナリー)』」を公募する同コンペに寄せられた応募作品総数は285点。牛山氏の作品を含む入賞11作品の写真と解説を掲載した雑誌「デザインの現場」(2005年4月号)は3月28日に発売された。受賞作品については商品化も検討される。