SFCのアルティメットサークルHUSKIESが、8月19日(土)に開催された第17回全日本学生アルティメット選手権大会決勝戦で中京大学フリッパーズを13-6で下し、初の全国制覇を成し遂げた。また、同大会MVPに山田亮さん(環3)が選出され、二重の吉報となった。


 アルティメットはフライングディスク (商標登録「フリスビー」)を使う7人制のディスクスポーツ。アメリカンフットボールやバスケットボールなどに例えられるように、激しく動きまわらなければならないハードな競技である。
 SFC CLIPの取材に対し、大会MVPの山田さんは、「決勝リーグに行けるか行けないかの瀬戸際でした。1度死んだと思った身だったので、決勝戦は思いきりプレイすることができました。がむしゃらでしたね」と大会を振り返った。
 また、キャプテンの石野陽一さん(環3)は「この優勝は僕達のチームだけのものではありません。これまでのHUSKIESをつくりあげてくださった先輩方のものでもあります。具体的な戦術や、試合に対する心構えなどの精神面で僕達をサポートしてくださった先輩方がいなければ、初の全国制覇はありえませんでした」とコメント。
 さらに大学日本一を成し遂げた今後について聞くと、「すでに次の大会が始まっています。今回は社会人チームも参加する全日本選手権です。強豪の社会人チームに勝ち、上を狙いたいと思っています。そして、来年は学生日本一の座を奪われないように、強くいつづけたいと思います」と力強く抱負を語った。
 HUSKIESは、同大会で2002年に準優勝、昨年に3位入賞を果たしている。