2日(月)から、CNSのモノクロプリンタでIPP印刷の試験運用が開始された。このサービスで、ノートパソコン等からCNSのモノクロプリンタを簡単に利用できるようになる。レポート提出等が多い時期に、役立つ新機能になりそうだ。


 IPPは「Internet Printing Protocol」の略で、インターネットを介して遠隔地のプリンタに印刷操作を送信する仕組み。認証や暗号化などに対応しており、自分のPCからでもCNSのクライアントから印刷を行う場合と同感覚で利用できる。
 印刷はSFC内のメディアセンターや各特別教室など、14ヵ所16台のプリンタでログイン名を入力して行うことができる。自分のPCからmonoprnへ印刷ジョブを送った後は、どのモノクロプリンタからでも出力できるため、混雑時は「穴場」プリンタでの印刷が効果的になりそうだ。
 利用には、CNSで設置されている「RICOH IPSiO SP8100」用ドライバのインストールと、IPPサービス専用のパスワード発行が必要。細かい利用開始の手順は、ITCのWEBサイトで解説されている。なお、IPP利用申請や印刷ジョブを送ることはキャンパス外からも可能だが、下記のITCのWEBサイト上にあるIPP印刷の導入方法はキャンパス外からの閲覧が制限されている。