今学期、SFCで初めてのセミナーゲストハウスへの宿泊を伴う授業が登場した。特設科目「福沢諭吉と現代2(阿川尚之総合政策学部教授、清水唯一朗総合政策学部専任講師担当)」だ。木曜夜と金曜朝、講師・ゲストスピーカー・学生によるディスカッション形式での授業が行われる。


 この授業は木曜6限に通常の講義形式で開講される「福澤諭吉と現代1」の内容について理解を深めていくためのプログラム。木曜7限と金曜1限に、講師やゲストスピーカーと共に、ゲストハウスでディスカッションを行う。木曜夜はゲストハウスに宿泊する形になる。
 「福澤諭吉と現代1」「福澤諭吉と現代2」では、毎週ゲストスピーカーを招き、福澤先生の思想と精神を学ぶ。現代に起こり得る具体的な問題にあてはめ解決策を模索する。ゲストスピーカーには国際日本文化研究センター所長の猪木武徳氏、スルガ銀行株式会社代表取締役社長の岡野光喜氏などが予定されている。
 この授業は2010年の福澤諭吉生誕175年を記念して開講された、スルガ銀行による寄附講座。宿泊費は寄附講座資金から充てられる。
 履修には「福澤諭吉と現代1」の履修が必須。単位数は1単位となっている。履修者数は約20人に制限されており、履修希望者は25日(金)までに履修希望を提出する必要がある。25日21時現在、SFC-SFS上での履修希望者数は40人となっている。