SFC研究所は1日(木)、ケータイ未来コンテストの作品募集を始めた。去年から始まったこのイベントは今年で第2回目となり、スマートフォンを使って未来の社会をよりよくする作品、アイデアを募集する。締切は30日(金)。

コンテストは先端作品部門、未来創造部門の2部門に分かれている。先端作品部門には、未来で必要となるスマートフォンアプリケーションを、実際に作って応募する。アプリケーションは、iPhone向けのものでも、Android向けのものでもその他でもかまわないという。
 未来創造部門では、スマートフォンにまつわる未来のビジョンを描いたポスターを募集している。実際のアプリケーションやシステムを作る必要はなく、それだけに自由で画期的な発想が求められる。どちらの部門も、参加資格は「児童・生徒・学生であること」。幼稚園児から大学生・大学院生まで幅広い層への募集だ。
 このコンテストは、メールやウェブブラウジング程度の利用に留まりがちなスマートフォンを、より革新的に利用するアイデア、ソフトウェアをSFCから発信していきたいという考えの元、去年立ち上がった。
 今年は、参加資格が「慶應の学生」から「児童・生徒・学生」となり、先端作品部門の端末限定がなくなり、未来創造部門のポスターサイズの制限もなくなり、より自由な作品を募集するものになっている。
 また、サービス開発コンテストを通じた復興支援プロジェクト「パワーアップス・ジャパン」への参画も公表されており、被災地や復興活動を支援するアイデアや作品も、改めて募集されている。