今回のSFCご近所おさんぽ物語では、SFCの周りで農業を営む金子栄昭さんをご紹介します。金子さんは、農家が抱える後継者問題をしっかりと見つめ、これからの日本の農業について、色々と試行錯誤している、聡明で笑顔が素敵なおじいちゃんです!!

■金子さんの野菜ストーリー
農家の家に生まれ、今まで農業一筋でやってこられた金子さん。ご夫妻で農業を経営されていて、低農薬で丹念に野菜を育てています。消費者の「おいしかった」という言葉をやりがいに、"うち"にしかないような野菜を作ることを目標にながら、野菜作りに最善を尽くされています。

■「日本の農業を大切にしたい」
金子さんは、「農家は企業なみに、儲るものではない。生き物を相手にしているから、一日でも手を抜くことはできない。」と、農業の厳しさ、リアリティを語るとともに、その厳しさ、魅力がないゆえに生じる後継者不足問題について、しっかりと見つめています。
「日本の農業を大切にしたい」と話す金子さんの目は真剣で、「後継者問題を含む、多くの問題について、ただ騒いでいるだけでは意味がなく、実際行動に移さないといけない」と語ってくれました。実際、金子さんは、行政と話し合いを行ったり、"農業をやりたい人がやれる環境づくり"の提案をしています。

■金子さんの直売所
金子さんの直売所は、前回のおそろい連載「SFCご近所おさんぽレシピ」でも紹介したとおり,SFCから徒歩で約20分のところにあります。可愛い猫もたくさんいますよ!直売所では、金子さんの奥さまが笑顔で迎えてくれます。
おいしい野菜がとても安く買えるので、一人暮らしのあなたには、嬉しいこと間違いなしです!是非、空き時間に直売所に足を運んで、野菜を買ってみてください。気晴らしにもなるはずです。

SFC中高のグランドと校舎の間の坂を降りて右折、ひとつめの信号を過ぎた左手に、直売所があります。大学から徒歩20分ほどです。
SFCご近所コンシェルジュ番長:鳥越寛子(総3)

SFCご近所おさんぽレシピ 第2回
井出さんちのなすをつかって…
なすとお豆腐のドライカレー

お料理がすきなみなさん、こんにちは。おそろい連載の「SFCご近所おさんぽレシピ」です。前回ご紹介したのは、「じっくりつくるとろとろカレー」でした。今回ご紹介するのは、「ささっとつくるほろほろカレー」です。
■なすとお豆腐のドライカレー
-材料- (4人分)
なす 4本
鶏ひき肉 100g
木綿豆腐 100g
オリーブオイル 大さじ3
にんにくすりおろし ひとかけ分
しょうがすりおろし ひとかけ分
カレー粉 大さじ4
しょうゆ 大さじ2
塩水 適量
-つくりかた-
(1)なすを乱切りにして塩水に10分くらい浸ける。手でギュッと握って水気を絞る。
(2)お豆腐を3つ程度に切ってそれぞれキッチンペーパーに包み、重しとして上に耐熱性のお皿を載せて電子レンジ強に3分かける。
(3)フライパンにオリーブオイル・にんにく・しょうがを入れて、弱火でじわじわと加熱し、温まったら(2)を加えて、豆腐をぽろぽろに崩しながら中火で炒める。
(4)豆腐の水分がとんだら、鶏ひき肉を加え、色が変わってきたらカレー粉・しょうゆを加えてざっと炒める。
(5)(1)のなすを加えて全体を混ぜ、温まったらできあがり!
■ 井出さんちのなすを買うには
SFCから徒歩の場合:SFCクラブ棟の森、奥の獣道を抜けて右折、ひとつめ角を左折、そのうち右に宇都母神社が見えてきますが、そのまま道なりにまっすぐ進み、細い坂を降りると目の前です。
湘南台方面から車の場合:403の打戻大仲交差点を左折すると右側にあります。

この看板が目印です。

直径約43mm長さ約315mmのおばけきゅうりと、i-pod nanoの大きさを比べてみました。

おばけきゅうりと、SFCご近所コンシェルジュドライブ番長:井上太郎くん(総1)
SFCご近所コンシェルジュ台所番長:坂崎あゆみ(環3)