研究報告企画として、9月初旬に行われた、中島洋研究室による、大分県の地方新聞社「大分合同新聞社」での研修・コラボレーションについて、全5回の連載をお届けしています。


 みなさんは「大分県」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。別府温泉、湯布院温泉、関アジ、関サバ、城下ふぐ、豊後牛、、、。大分県はその昔、「豊の国」と呼ばれただけあり、様々な名産品を誇る。今回は大分県の2大  温泉と特産物についてご紹介します。

「別府温泉vs湯布院温泉」

大分県はいたるところに温泉が湧き出ている。その中でも有名なのが「別府温泉」と「湯布院温泉」だろう。両温泉は同じ大分県内にありながら、全く異なった趣がある。「別府温泉」は8種類の温泉が湧き出ている。この別府八湯を一日かけてまわる。いろいろな温泉を楽しみたい方にはお勧めだ。我々は別府八湯の中の一つ、明礬(みょうばん)温泉に漬かってきた。湯は白くにごり、どろどろしていて、硫黄の匂いが鼻を突く。
 一方、「湯布院温泉」は土産屋が建ち並び、買い物客でにぎわう観光客向けの温泉街だ。由布院の中心地は観光客であふれ返っているが、少し中心地から離れたところに昔ながらの由緒ある温泉宿が軒を連ねている。宿泊料金は学生には少々高額であるため、我々は旅館の中の喫茶室に入ることにした。中庭を見ながら、安心院のぶどうのジュースを飲んだ。
 「別府温泉」は昔ながらの味わいのある温泉街であり、「湯布院温泉」は洗練された観光地といった印象をうけた。皆さんはどちらを選びますか?どうせなら両方行ってみるのもいいのではないだろうか。

大分研修グルメBEST3

我々は研修中に食べられる限りの大分県の名産品を胃袋に入れてきた。そこで、大分県のおいしいものBEST3を独断で決定した。

  1. 関アジ・関サバ: 豊予海峡で一本釣りされる、姿・味・鮮度ともに抜群の真あじ・真さばのこと
  2. ふぐ: 大分県では、1年間ふぐが楽しめるとのこと。
  3. 麦焼酎(カボス入り): 大分県は、カボスの生産量全国1位。