12月11日(土)、小田急はダイヤ改正を行い、新宿から藤沢や小田原間を結ぶ「快速急行」を新たに設ける。湘南急行の途中駅である、成城学園前・登戸・向ヶ丘遊園を通過し、新宿藤沢間の最短所要時間は、5分早い53分となる。快速急行は、平日日中から夜間帯は、藤沢方面に2本、小田原方面に1本の運転となる。なお快速急行の新設により、湘南急行の種別は廃止される。


 このほか江ノ島線は、急行の新宿直通を増やし、編成の増強を行う。今回江ノ島線にテコ入れを図った背景には、12日(土)のJRダイヤ改正による、湘南新宿ライン増発への対抗とみられる。これらJR・小田急のダイヤ改正によって、湘南地区から都心へのアクセスがより一層便利になる。
 また、横浜市営地下鉄も22日(金)にダイヤ改正を行う。平日はダイヤを全面改正し、湘南台駅では、始発が6分早い5時20分となり、終電が20分遅い、24時27分(上永谷行)となる。また、途中駅止まりの列車を減らし、利便性を高める。