昨年11月から12月にかけて、閣僚が相次いでEliicaに試乗した。11月下旬に中川昭一農林水産大臣、12月5日(月)に二階俊博経済産業大臣、そして12月19日(月)には小泉純一郎内閣総理大臣がEliicaのシートに座り、独特の加速感を味わった。


 この一連の流れについて、Eliicaプロジェクトの小田佳さん(政・メ)は、「プロジェクトのトップである吉田博一政策・メディア研究科教授が中川大臣と会談した際に『総理にもEliicaに試乗してもらいたい』という話が出ました。首相官邸側も以前よりEliicaに興味を持っており、一連の試乗が実現しました」と述べた。
 二階大臣については、中川大臣が試乗した時に、偶然二階大臣がその場におり、Eliicaを見たのがきっかけだったという。
 小泉首相の試乗に関して小田さんは、「日本で改革をどんどん進めている方に試乗していただけて大変光栄でした。実現するにあたって、首相官邸の秘書官室の方々や警察関連のご協力も得て、無事に試乗をしていただきました。Eliicaの本当のすばらしさである加速感や安定した走りを味わってもらえ、電気自動車の実用化が目の前に来ているときっと小泉首相に実感していただけたと思います」とコメントした。
 「今後数年間は、電気自動車にとって非常に重要な数年になると予感しています」との言葉通り、今年もEliicaから目が離せない。