授業開始まであと僅か。バスは混んでいる。降りたら走ろう。なんて思ってたのに、前の奴がパスモの残額不足で時間を食っている。イライライライラ。そんな時に思いませんか? バスロータリーで降りて走った方が早いのではと。


 思い立ったら即実験。バスロータリーで降りてタロー坂を駆け上がるのと、普通に本館前で降りるのと、どちらが早く学校に辿り着けるのか調べてみました。

コース1とコース2+3、どちらが早いのか。
 同じバスにCLIP編集部員2人が乗り、1人はバスロータリーで降りてダッシュ、もう1人は本館前まで乗って、そこからダッシュします。ゴールを遠くにすると2人の体力差が強く影響してしまうので、今回は大階段下の横断歩道をゴールとしました。

ロータリーでバスを降りて走り出す藤江君(編集部1年)。

タロー坂を全力疾走。

緩やかとはいえ上り坂はキツイ。

あれ?

あれれ?
 なんと! 大方の予想を裏切って、ロータリーからダッシュが勝ってしまいました。走者の藤江君はごく普通の大学生。体力に自信があるわけでもありません。

ロータリーの勝ち。
 その差10秒。今回の実験では比較的空いているバスを使用したため、本館前からダッシュに有利な条件だったにも関わらずこの結果です。混んでるバスならなおさらロータリーからダッシュの方が早いということになります。
 結論。急いでる時はロータリーでバスを降りてタロー坂を全力疾走しよう!
 ちなみに藤江君は全力疾走するためにカバンも何も持たずに走ったので、皆さんも急いでるときはカバンをその辺に放り投げて走ることをお勧めします。
 次回、「笹久保経由のバスに乗ってしまった場合、遠藤で降りて走った方が早いのか」の検証については、遠藤からの全力疾走に藤江君が応じ次第、実行に移したいと思います。

なにせ本当はゴール直後はこんな状態だったのでした。藤江君バテバテ。