階段の"2アップ3ダウン"で省エネだ!!
前回はエレベーターについて紹介しましたが、SFCはキャンパス全体で省エネに取り込んでいる真っ只中! そこで今週は、SFCの階段を巡ってみました。起伏が多く階段だらけのキャンパスで、想い出をいっぱい作りましょう。
キャンパス内の建物それぞれに階段があるのは当然ですが、加えて小高い丘に建つSFCでは屋外にも無数の階段があります。今回は編集部1年の影山さんが、合計19箇所の階段の感触を確かめてみました。
テニスコートへの階段

2007年に新設された階段。森の中を通り抜けます。
影山「一段一段幅がちがくて目を開けてないと上れない。土がへこんでいるので、躓いてしまう危険がある。」
Ω館前の階段

キャンパスの玄関の左側。徐々に角度がきつくなり、Ω館2階に達します。
影山「二段幅せま一段幅ひろ。リズムがつかめない。歩幅がつまってしまう。」
本館前の大階段

影山「幅せまと幅ひろの交互。左側の階段よりはリズムがつかみやすいが、毎朝割としんどい。」
α館吹き抜けの階段

2階の教員室前に続く階段。学生はあまり使わないのでは?
影山「かっこいいが暗い。一見淡泊なイメージだが手すりが木なのでぬくもりはある」
θ館内の階段

全てが階段状のθ館。ど真ん中の階段を上りました。
影山「走りながら大股で上ると上りやすい。幅がひろいがすべて一定なのでリズムはとれる」
θ館内の階段

注:階段状だからといって、階段とは限りません。
影山「腰が痛い。上れば上るほど腰をまげなければならない。」
θ館内のスロープ

番外編ということで、階段に似たスロープ
影山「かなりの遠まわり。東京フレンドパークのアトラクションを彷彿とさせる。」
Ω館前から鴨池への階段

影山「石畳で雰囲気がある。噴水左と同じ二段幅せま一段幅ひろ。しかし、バス停側よりも幅ひろが短いので上りやすい。」
SUBWAYのらせん階段

階段の先は屋上。ユーザの少ない階段です。
影山「すてき。段が板状になっているから、べんけいをぶつける可能性がある。」
生協食堂への階段

実は結構急なこの階段。雨の日も空腹に負けずに冷静に降りましょう。
影山「ごく普通。模様がついていて、ただの×模様なのに、たまに慶應マークだと思っている人がいる。もし本当にそうだったら慶應を主張しすぎだと思った。」
生協裏、メビウスリングへの階段

メビウスリング自体もずっと坂道で、階段を降りたり上ったり。
影山「θと同じく、幅が広いが一定。しかし、θよりも幅が広いので、θより、より早く大幅で走る必要がある」
Δ館入り口の階段

キャンパス内の高台に立つΔ館。頂点へと続く階段です。
影山「普通だが、凸凹のコンクリートなので、転んだときの損傷はでかいと思われる。」
Δ館内の階段

もちろんΔ館に、階段室なんてものはありません。
影山「手すりにそってガラスの板がある。建物にもガラス張りが多く階段も含めトータルコーディネートを感じる。」
τ館内の階段

3階まで続く吹き抜けを階段が貫いています。
影山「一見石に見えるが、側面の石と同じ色のじゅうたんなので、靴の音がせず、走ってもうるさくない。」
τ館前の階段

カーブする石段。明らかにインコースが磨り減っています。
影山「目の前のベンチに人がいたら上るのが気まずい。」
サークル棟の階段

杖を使わなくても、簡単に上ることはできます。
影山「暗い。サークル参加者は楽器を持っていたりと、荷物が多いので、すれ違うのが困難。」
グラウンドへの階段

グラウンドは貯水池も兼ねているため、低くなっています。
影山「普通だが、運動のあとの階段はきつい。」
体育館内の階段

天井まで螺旋階段が続いています。
影山「一見普通のようだが、踊り場下に柱がないことを考えるとジャンプは控えたくなる。」
λ館研究棟内の階段

他の研究棟は中央に階段室がありますが、λ館だけは入り口付近に。
影山「壁の塗装がつぎはぎ。目立たないので、一見使われてなさそうだが、割と汚れている。」
ο館教室棟内の階段

SFCで最も多いタイプの階段。
影山「普通すぎて不安になるくらい普通。建築系の人も多く利用するのだからもっと個性的にすればいいのに!!!!」
メディアセンターの階段

2つの階段が踊り場ですれ違う構造。2階ラウンジから3階へつながる階段の存在、ご存知でしたか?
影山「三階に行くのに右に曲がってしまうと遠回りになってしまう。踊り場が広い。」
2階上や3階下には階段での移動を推奨する「2アップ3ダウン」運動。徹底すればエレベーターはほとんど必要なくなるはず。"SFCの階段"の多彩さ、まだまだ楽しむ余地がありそうである。