知る人ぞ知るカフェ&バー「1Cafe&Bar」
湘南台駅出口Hから徒歩1分のところに、知る人ぞ知る小さなカフェ&バーがある。地上に出てまっすぐ進み、相鉄ローゼンの角を右に曲がってすぐのところだ。駅からも非常に近いが、穴場となっている。今回のSFC食ざんまいでは、そんな「1Cafe&Bar」を取材をしてきた。
店に入ってまず目に入るのが、左側にずらりと並んだ色とりどりのマグカップだ。振り返るとダーツがあり、大人の雰囲気だ。店内は温かく、一瞬で外の寒さを忘れられる。おしゃれで落ち着いているため、女子会などにもおすすめだ。無線LANも利用可能なので、パソコンが手放せないSFC生にとってはありがたい。
ランチメニューの定食には、サラダとおかず、ごはんと飲み物がついている。おかずは和風中心で、ごぼうのきんぴら、煮物など、数種類ついていた。以下で定食3種類と、デザートメニューのフレンチトーストを紹介する。
豪華な気分! 和の定食
次々に運ばれてくる小鉢の数々。和の定食は、テーブルが見えなくなってしまう程、点数の多い豪華なメニューだ。取材した際のメインディッシュは鮭。やわらかな野菜と、ソースも合わさって上品な味わいだ。他の定食と同様の小鉢やサラダだけでなく、もずくや酢の物、煮物も加わって、どこから食べるか迷ってしまう。一つ一つの味付けは優しいながらも、量がしっかりとあり、大満足だ。
別メニューで「和のパフェ」もあり、デザートとしておすすめ。クレープ生地に包まれた抹茶アイスが甘すぎず、定食の後にもぴったりの一品だった。
冬の寒さもやわらぐ「チキンのトマトソース煮」
この日の日替わり定食は、「チキンのトマトソース煮」だった。トマトソースベースのスープの中に、チキン、ブロッコリー、キャベツ、タマネギ、トマトがごろごろ入っている。よく煮込まれており、具材にスープが染みていて、やわらかい。味つけも濃過ぎず、やさしい味わいだ。サイドメニューも全てついて700円なので、値段もお手頃だ。
ランチタイムに、唐揚げ定食
まず驚くのはそのボリューム。美味しそうな唐揚げがたくさん並んでいる。出来立ての唐揚げは外はパリパリ、中はジューシーで食べごたえがある。噛むと中から肉汁が出てきてご飯がすすむ。
一緒に付いてきた煮物は、唐揚げとは対照的に素朴な味で、唐揚げを食べて脂っぽくなった口の中をさっぱりさせてくれる。
付け合わせのスープはスープカレー。それだけで飲んでも、ごはんと合わせてもおいしく食べることができる。
サラダのさっぱりとした味も唐揚げとよく合い、全体的にバランスのとれた定食となっている。
絶品フレンチトースト
フレンチトーストは食べやすい一口サイズ。中までたっぷりと卵の染み込んだパンは、きれいに焦げ目がついていて香ばしい香りを放つ。粉砂糖がかかっていて、見た目にも美しい。
甘さは控えめ。そこにとろりとしたメープルシロップをかけて口に運ぶと、卵の旨味が口に広がる。一緒に盛りつけてあるブルーベリーソースのかかった生クリームとキウイを一緒に食べれば、程よい酸味とまろやかさがプラスされて絶品だ。