タブリエ、Twitterを活用し限定メニュー告知を強化
今学期に入り、Twitterを利用しているSFC生の間で「タブリエのTwitterアカウントで投稿されるツイートが面白くなった」ということが話題になっていた。そこで、SFC CLIP編集部は、急にキャラクターの変わったタブリエのTwitter事情を探るべく、直接取材を試みた。
タブリエは、SFCの厚生棟にある教職員専用のイタリアンレストラン。学生も教職員同伴で利用できる。その隣にあるカフェ「Lady Bird Cafe」も運営しており、こちらは学生のみでも利用可能。ワンコインの丼メニューなど、気軽に楽しめるメニューを提供している。
話題のタブリエのTwitterアカウントのツイートを読んでみると、4月以降から顔文字を多用し、女性らしい口調でのツイートが増えていることがわかる。それだけでなく、リプライがあれば積極的に返信もしていた。
「アカウントを使っているのは女性なのですか?」という質問に対して、「教えてあげないよ♪ ジャン!!!」といった返信もしており、4月以前とは明らかにツイートの傾向が違っている。
では、いったいなぜ今学期に入ってツイートの性格が変わったのだろうか? SFC CLIP編集部は、タブリエの担当者に直接話を伺った。
–ツイートをしている人が変わったんじゃないか、というほどツイートの性格が変わっているようですが、何かきっかけがあるんですか?
諸事情で、しばらく仕事を離れていたんです。そのせいで、完全にタブリエの業務に復帰するのが4月になってしまいました。私のいなかった空白の期間に、アルバイトの方たちがタブリエを面白くしようという提案をしてくれて、Twitterを活用しようということになりました。
–複数の人たちでアカウントを共有しているんですか?
アカウント自体は2年前に作ったものをそのまま使っているのですが、ツイートはアルバイトの人など、働いている人たちが皆でつぶやいてくれています。大体、3人くらいの方が交代でツイートしています。
–販売促進のために始めたんですか?
はい。当時のアルバイトの人たちが、「SFCに店を構えているのならTwitterを活用しないと」ということを提案してくれて、始めました。
— Twitterのキャラが変わってからフォロワーは増えましたか?
アルバイトの方たちの話では、フォロワーは結構増えてきてるようですね。現在800人以上いるので、全てSFC生だと仮定したら、全SFC生の1/5ぐらいがフォローしてくれているようです。
— 新しいメンバーでツイートするようになってから、お客さんは増えましたか?
確実に増えました。例えば前回、期間限定の「大和豚の自家製チャーシュー丼」についてツイートしたのですが、その日はすぐに売り切れました。逆に今日みたいに、Twitterで情報を出していない日は、目に見えて売れ行きが悪くなってしまって、Twitterの影響力を実感しています。
タブリエは現在、デザートの販売を再開しており、今後も個数限定で様々なスイーツを提供していく予定だという。期間限定、数量限定メニューの販売に関してはタブリエの公式Twitterアカウント(@Tablier_SFC) でツイートされる予定なので、昼食をどこで食べようか迷った時は、まずタブリエのツイートをチェックしたい。