SFC CLIP編集部員が、SFC周辺の美味しいラーメン屋さんを巡ってレポートする連載「ラーメンCLIP」。12回目となる今回は「家系ラーメン まつり家」をレポートする。


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 湘南台からまつり家へ向かう場合、神奈中バスが便利だ。湘南台西口のバス停から、湘南台17系統(文教大学行き)のバスに乗り、小出一本松バス停で下車する。バス停から、そのままゆるやかな下り坂を下ると右手に看板が見える。
 一方SFCからまつり家へ向かう場合は、自転車を利用するのが無難だろう。キャンパスを出て、藤沢ジャンボゴルフ先、菖蒲沢境の交差点を右に曲がってそのまま県道404号を道なりに進み、遠藤矢向の交差点を直進してしばらく行くと、左手に看板が見えてくる。

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 営業時間は、11:00-22:30。定休日は月曜日だが、月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休みとなる。店内はカウンター席のみ。注文は食券制で、食べたいメニューの券を購入し、店員に渡す。
 また、まつり家では追加トッピングが豊富に用意されているので、自分の好みにあわせて利用しよう。こちらは食券ではなく、直接店員に注文し、現金で支払うことができる。各種トッピングの値段は食券機の横の壁に書かれている。
 今回レポートするラーメンは、「ラーメン」(630円)、「中盛ラーメン」(740円)の二杯だ。

濃厚こってり! まさに、家系ラーメン


 家系ラーメンと銘打っているだけあって、いかにも濃厚そうな見た目である。
 ちなみに家系ラーメンとは、横浜駅にある吉村家と呼ばれるラーメン屋を始まりとして、その味付けや、雰囲気を模したラーメンを総称したものだ。濃厚な味付けと太めの麺等が特徴的で、神奈川県を中心に多く広まっている。このまつり家も、家系ラーメンの一つであり、醤油豚骨味のスープに注目だ。

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 最初にスープをすすると醤油のしょっぱさに戸惑うかもしれない。しかしその後に来る豚骨の濃厚な味わいによって調度良い塩梅に。太めの麺にスープの味がよく染みこんで、とても美味しい。モチっとした麺はボリュームたっぷりで、トッピングを追加すればお腹いっぱいになるだろう。
 今回は、「ねぎもやし」をトッピングした。50円という値段でネギともやしのボリュームがたっぷりであるため、おすすめだ。スープと麺、もやしが丁度良いバランスで、最後まで飽きずに食べ切ることが出来る。お好みのトッピングを添えれば、更においしく食べられるはず。

日替わりのおすすめトッピングも


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 まつり家は、日替わりでおすすめのトッピングを提供している。来店時は、「やさい畑」と「ほぐしチャーシュー」がおすすめだったため、それらをチョイスした。やさい畑(100円)はキャベツ、大ぶりなキクラゲと千切りキクラゲ、ブロッコリー、インゲン豆、タマネギと、様々な野菜がたっぷりと乗っている。特に、キャベツとタマネギは自然の甘みが感じられて、キクラゲはコリコリとした食感が楽しめる。ほぐしチャーシュー(50円)はスープがよく染みこんでいて、チャーシューの甘みが引き立つ。おすすめトッピングと言うだけあってスープとの組み合わせは抜群だ。

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 ラーメンCLIP第12回目となる今回は、家系ラーメン まつり家をレポートした。次なるラーメン屋はどこになるのか、乞うご期待!