26日(火)から、タブリエにて、渡辺賢治研究会が主催する薬膳丼フェアが行われている。漢方医学に親しんでもらうことを目的としたこの企画。期間中に3種類の薬膳丼が販売される。第1弾は、かつおと温野菜の和風ボウルだ。

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 具材は、かつお、にんじん、キャベツ、ネギ、しめじ、生姜という、ヘルシーなメニューとなっている。また冬の薬膳は、塩辛い味付けが適しているという理由から、具は濃口に仕上げられている。

 一口頬張ると、シャキシャキな温野菜と濃いめに味付けされたかつおがベストマッチしておいしい。そして、生姜の効能で食後は身体がポカポカと温かい。冬のメニューにはもってこいだ。

 これらの具材は、すべて漢方医学に基づいて選ばれている。例えばかつおは中心となる薬、キャベツは補助をする薬、しめじは副作用の軽減や全体を調和させる薬というように、それぞれの食材に効能がある。

 その他、丼について詳しく解説されているチラシがカウンターに置いてある。一読してから丼を食せば、漢方医学についてより親しむことができるだろう。

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 価格は、1杯500円。すっかり寒くなり、調子を崩しやすいこの季節に是非、食べてみてはいかがだろうか。