現在、SFC内にて準備が進められている自動宅配ロボット「CarriRo Deli(キャリロ デリ)」の実証サービスは、いよいよ来週21日(月)から開始。SFCの学生・教職員を対象に、デリバリーサービスを実験的に展開する予定だ。簡単な応募ですぐに実証サービスに参加できるので、興味のある方は応募してみよう。

宅配ロボット「CarriRo Deli」ついに実証サービス開始!

自動宅配ロボットの実験を行なっている株式会社ZMPは、「CarriRo Deli」実証サービスの参加者を募っている。以下のページから参加応募をすることで、本サービスに参加することができる。

リンク先の応募ページで、名前やメールアドレスなどの簡単な情報を入力し、一日の食事やSFCでの食環境に関するいくつかの簡単なアンケートに答えることで参加応募は完了する。数分で終わる簡単な応募だ。

宅配ロボット「CarriRo Deli」とは? もう一度復習しよう!

今回、SFCで行われている宅配ロボット「CarriRo Deli」の実証サービスは、サービス参加できる実験としては日本初、コンビニ商品の自動デリバリーとしては世界初の試みである。SFC生は、このような最先端の実証サービスに参加することができるのである。

実証サービスの参加者は、専用アプリをダウンロードする。申し込んですぐにはダウンロードできないため、上記のリンクから事前の申し込みをすることを推奨する。なお、アプリの配信は実証サービス開始日の21日(月)当日となる。

実証サービスで使用されるアプリ画面 実証サービスで使用されるアプリ画面

専用アプリでは、商品を選び「カート」に入れ、「お届け時間」を選択、SFC内に数カ所ある宅配場所から選択し、注文を確定する。決済はクレジットカードのみ。なお、今回の実証サービスでは送料が無料となるという。

この実証サービスに参加する意義とは?

多くのSFC関係者が参加することでより良い実証サービスとなる。参加者にとっても、最先端の技術やそれを利用したサービスを身近に感じられる機会になるだろう。

さらには、コンビニまで距離があり、早朝と夜に生協購買部が閉まってしまうSFCにおいて、食環境の問題は切り離せない。宅配ロボットを利用すれば、寒い中キャンパス外に出て買い物をせずともローソンの商品が買える。また、キャンパス内では買えないエナジードリンクなども購入することができ、商品のレパートリーが豊富である。

人手不足・高齢化に伴ってSFCと同じような問題を抱えるこれからの日本において、非常に役立つ試みであり、「問題発見・解決」を掲げるSFCにとっては目が離せない実験である。この先進的かつ挑戦的な実験を、是非とも体感して欲しい。

また、「CarriRo Deli」の一連の実験に際して、

も運営されている。

関連記事