松原弘典研究室と坂茂研究室が共同で行ってきた「四川大地震復興プロジェクト 成都市華林小学紙管仮設校舎」が、国土交通省主催「JAPANプロジェクト国際賞」の学生審査委員賞を受賞した。


 このプロジェクトは、中国の四川大地震で被害を受けた成都市華林小学校の仮設校舎を、紙管(紙製パイプ)を使って建築したというもの。実際に研究室の学生達が現地へ行き作業を行った。
 坂特別招聘教授は紙管を使った建築で知られており、今までも様々な被災地で支援活動を行ってきた。紙管は通常の建材よりも低コストで入手でき、再利用も可能などのメリットがある。
 「JAPANプロジェクト国際賞」は、海外で日本の企業や団体が建築や不動産開発に関わったプロジェクトの中から優れたものを表彰するというもの。日本企業の海外進出などを目的としている。