3日(水)、成人T細胞白血病の治療のため入院していた浅野史郎総合政策学部教授が、骨髄移植後の治療を順調に終え、退院した。現在、浅野氏は横浜市の自宅で療養中とのこと。


 昨年6月、急性白血病と診断された浅野教授は、治療のため東京大学医科学研究所附属病院に入院した。入院後の仕事は全てキャンセルし、大学も休職することとなった。この間、支援者によって「浅野史郎さんを支援する会」が設立され、ドナー登録の呼びかけ等の活動が行われた。その後、ドナーが見つかり、国立がんセンターで手術を行った。
 現在は病気の再発や拒絶反応の恐れもあるため外出は制限されており、SFCへの復帰などに関しては発表されていない。