6月1日(土)、東京六大学野球2024春季リーグ戦の最終戦となる早慶戦第1戦が明治神宮球場にて行われた。慶1-8早で早稲田大学(以下、早稲田)が勝利した。

今回もSFC CLIP編集部は現地取材を実施し、公式X(旧:Twitter)公式Instagramにて現地から試合の様子を写真つきで速報した。

スタメン発表 甲子園で話題となった丸田選手も

慶應のスターティングメンバーは以下のとおり(敬称略)。

打順 選手 学部
1 水鳥 遥貴 商4
2 丸田 湊斗 法1
3 本間 颯太朗 総4
4 清原 正吾 商4
5 吉田 雄亮 商2
6 横地 広太 法2
7 林 純司 環1
8 渡辺 憩 商1
9 外丸 東眞 環3

早稲田の先発投手は伊藤(樹)、慶應は外丸。

慶應、先発の外丸投手 慶應、先発の外丸投手

得点表

1 2 3 4 5 6 7 8 9
K 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
W 0 1 1 0 1 5 0 0 X 8

序盤から苦しい状況が続く

1回表、本間がフォアボールで出塁するも清原がライトフライで打ち取られ、無得点に終わる。

しかし、続く1回裏、早稲田の攻撃を外丸投手が三者凡退に抑える。

早稲田の攻撃を三者凡退で抑えた外丸投手 早稲田の攻撃を三者凡退で抑えた外丸投手

慶應は守備で上手く抑えるものの、攻撃の滑り出しは不調であった。

慶應、攻撃の不調続き失点も

慶應は2回表に早稲田の伊藤投手に三者凡退で抑えられると、その裏早稲田の石郷岡に2アウト1,2塁の場面でセンターへのタイムリーツーベースヒットを放たれ1点を先制される。

石郷岡のタイムリーで塁に戻る前田 石郷岡のタイムリーで塁に戻る前田

しかし3回表、水鳥のレフトツーベースヒット、早稲田のワイルドピッチで2アウト3塁のチャンスの場面を作るも丸田がフルカウントの末に見逃し三振となる。

2塁に出塁した水鳥 2塁に出塁した水鳥

加えて、3回裏に早稲田の吉納のホームランで追加点を許してしまう。

ホームランを打った吉納 ホームランを打った吉納

なかなか調子が戻らない慶應

4回表、慶應は本間・清原ともに空振り三振となり、吉田が高めの球を打つもファーストゴロで三者凡退に終わってしまう。

その裏、早稲田の前田のヒットに外丸投手のファンブル、梅村の盗塁が絡み1アウト2,3塁となるも、石郷岡を空振り三振、伊藤をセカンドゴロに仕留めて無失点に抑える。

前田のヒット 前田のヒット

しかし、その後の外丸投手の投球で石郷岡を空振り三振、伊藤をセカンドゴロで仕留めて無失点に抑える。

5,6回裏の早稲田の猛攻

印出のタイムリーヒット 印出のタイムリーヒット

5回裏、早稲田の印出のセンタータイムリーヒットで1点の追加点を許す。
その後の6回裏では慶應が投手を外丸から荒井に代えるも早稲田の伊藤のライトタイムリーヒット、尾瀬のレフト犠牲フライ、さらに吉納のスリーランホームランでこの回5点の追加点を許してしまった。

慶應、ついに得点

慶應は8回表に横地のバントヒットで出塁し、続く吉野もデッドボールで塁に出たことでノーアウト1,2塁のチャンスを迎え真田のライトヒットで満塁となる。

真田のライトヒット 真田のライトヒット

その後の古野がセカンドゴロとなるも、その間に横地が三塁から生還したことで本試合の初得点を得た。

しかし、9回表で慶應はまたしても三者凡退に終わってしまい試合終了となった。

試合終了 試合終了

慶應は3位確定 優勝校は第2戦で

早慶戦第1戦を終えた時点でのリーグ結果は以下のとおり。

順位 学校名 試合 勝点 勝率
1 早大 11 9 2 0 4 .818
2 明大 13 9 4 0 4 .692
3 慶大 12 6 5 1 3 .545
4 法大 13 6 7 0 2 .462
5 立大 15 6 8 1 1 .429
6 東大 10 0 10 1 0 .000

慶應は3位が確定しており、第2、3戦次第で優勝校が決まる。第2戦で慶應が勝ち点を挙げ第3戦に持ち込み再度勝った場合は早vs明で優勝決定戦を行い、第2戦もしくは第3戦で早稲田がまた慶應に勝てばそのまま優勝となる。

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