カリキュラム改定や義塾創立150年事業により、キャンパス内外で様々な変化が見られた2007年。SFC CLIPでは「制度・カリキュラム」「施設・IT環境」「活躍した人物」「義塾創立150年事業」「イベント」「その他」の6つの切り口から、今年のSFCを振り返った。


■制度・カリキュラム
 昨年度から準備が進められていたカリキュラム改定。科目の分類や内容が全面的に見直され、多くの講義が新たに開講された。制度面では、新たな新歓団体の発足やレジ袋有料化など、学生主体の活動が見受けられた。

■施設・IT環境
 SFC-SFSや体育システムなど、馴染みのあるWebシステムが大幅に刷新された。プリンターのIPP印刷も可能になり、昨年に引き続きSFC生のIT環境は向上したと言える。また、検品回収センターの新設、κειο特別教室のパソコンがMacに変わるなど、施設面での変化も見られた。

■活躍した人物
 今年も、SFC生がさまざまな分野で活躍し多くの賞を受賞した。教員では、浅野史郎教授が東京都知事選に出馬し注目を浴びた。

■義塾創立150年事業
 義塾創立150年を前に、多くの記念事業の詳細が明らかになりつつある。SFCでは、レジデンシャルキャンパスの構想が明らかにされ、寮開設への期待が高まった。

■イベント
 例年通り、SFC内外で様々なイベントが開催された。七夕祭や秋祭は盛況をおさめ、昨年度よりも来場者が増えるという結果になった。また、昨年度は初の丸の内開催を果たしたORFだが、今年は馴染みの六本木ヒルズへと戻って開催された。

■その他
 SFCの新学部長・研究科委員長が決定し、新たに阿川尚之総合政策学部長、徳田英幸環境情報学部長、金子郁容政策・メディア研究科委員長、山下香枝子看護医療学部長が誕生した。また、帰国・留学生入試や、AO入試C方式が新設され、より幅広い人材に開かれたSFCとなった。そんな中で、はしかの流行により休講措置がとられるという異例の事態にも見舞われた。