こんにちは。SFC CLIPで代表を務めております、福谷と申します。

この度はSFCへのご入学、おめでとうございます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、新入生の皆さんにとっては不安だらけの新学期ですね。

どのサークルに入りたいか決められない。そもそもどんなサークルがあるのか分からない。そんな方々が今年はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

今回は、私たちSFC CLIPの活動をご紹介いたしますので、ぜひサークル選びの参考にしていただければと思います。

SFC CLIPとは

SFC CLIPは2001年3月、中島洋政策・メディア研究科教授(当時)研究室のプロジェクトとして始まりました。今年の新入生の皆さんの多くと同い年ですね。

現在は「サークル」として活動しながら、SFCやキャンパス周辺地域にまつわる情報をお届けしています。SFCに所属する有志の学生が取材・編集・制作を行っており、大学広報・事務室とは独立しているものの、適切に連携しながら活動しています。

活動目的や沿革など詳しい情報は以下のページからご確認ください。

SFC CLIP —Shonan Fujisawa Campus Communication & Life Information Provider—

では早速、SFC CLIPで活躍するメンバーから、部門別に活動内容をご紹介いたします。

エディター(記者)

エディターの活動に関しては私福谷が引き続きご紹介いたします。

エディターは、ネタ出し・取材・執筆・先方確認など、記事の編集全般を担う記者です。

SFC CLIPでは基本的に全員がエディターであり、後述するカメラマンや技術を担当する部員でも、取材したいことがあれば記事を書くことができます。

「SFCのデータベース」を作ってゆく

メディアで試験的に残留開放が行われた際の写真 メディアで試験的に残留開放が行われた際の写真

19年間、キャンパスの生の姿を記録してきたSFC CLIPには「SFCのデータベース」としての役割があると自負しております。

将来のSFC生に「こんな出来事があったんだ」「今では当たり前に使っている施設も、運用当初はこんな感じだったんだ」と思ってもらえるような記事を書いてみませんか?

そのほか2019年の出来事は以下のページからご覧ください。

プロジェクトを掘り下げることも

大学側にインタビュー取材 大学側にインタビュー取材

SFC CLIPでは記者として取材することで、自分の気になるプロジェクトを掘り下げることができます。

インタビューで「多様性をつなぐ」 自分の人脈を広げることにも

普段会えないような人にお話を伺えるかも? 普段会えないような人にお話を伺えるかも?

さまざまなことに挑戦し、幅広い分野でそれぞれ活躍している学生が集まるSFC。SFC CLIPには、SFCの「多様性をつなぐ」役割もあると自負しております。

各界でご活躍される学生・卒業生・教員の方々を取材し、実際にシナジーを生むことも。もちろん、記者自身の人脈を広げることもできます。

各界で活躍される卒業生にインタビュー 各界で活躍される卒業生にインタビュー

早慶戦取材

慶應義塾に入学したからには一度は観戦・応援したい早慶戦。試合ではSFC生も多く活躍しており、SFC CLIPでは、野球を中心にアメフトやレガッタなどさまざまな早慶戦を毎年取材しています。

優勝の瞬間を逃さず読者にお伝えしています 優勝の瞬間を逃さず読者にお伝えしています

手に汗握る試合展開にパソコンやカメラもついつい握りしめてしまうこともありますが、その感動を読者に伝えてみませんか?

速報記事

さらに、2019年度からは通常の記事配信に加え、SFC生の生活に大きく関わる事象を速報として配信し、報道機関・Life Information Providerとしての役割を一層強化しています。

自然災害等では、緊急速報メールよりも速く、大手報道機関よりも地域にフォーカスした速報を配信し、結果としてTwitter世界トレンド入りやニュースアプリ「SmartNews」上位掲載などの実績を何度も挙げてきました。

その他、新型コロナウイルス感染症に関する慶應義塾・SFCの対応については、公式発表をもとに正確かつ迅速な速報を継続的に配信し、網羅的に情報をまとめています。

カメラマン

カメラマンの広田です。

記事を魅力的なものにするには、見る人を引きつける写真が欠かせません。SFC CLIPでは部員自らがカメラを持ち、記事に使用する写真を撮影しています。

また、SFC CLIP内にはカメラマン・エディターに明確な区切りはありません。エディター自身でカメラを持つこともあれば、腕に自信のあるカメラマンがエディターに同行してインタビューやイベントの様子を取材することもあり、それぞれが柔軟に対応しています。

必要に応じてパノラマ合成などの技術も駆使します 必要に応じてパノラマ合成などの技術も駆使します

早慶戦取材はSFC CLIPのカメラマンたちにとって最も気合いの入るイベントの一つです。カメラマンと写真選別担当でチームを組み、リアルタイムに写真を共有してTwitterで速報しています。

また、2018年度には秋祭にて写真展を開催するなどカメラマンを中心とした新たな活動も模索しています。

展示作品のうちの一枚 展示作品のうちの一枚

SFC生はメディアセンターで高性能な一眼カメラを借りることができ、また編集会中にカメラ好き同士でカメラ談義に花が咲くこともしばしば。「これからカメラを始めてみたい」という方、腕に自信のある方の参加をお待ちしています!

※現在は感染症対策の観点から、写真撮影を含めたオンサイトでの取材を全て中止しています。

技術部

技術部と校正を担当している佐々木と申します。

このサイトを配信しているサーバーの保守をしたり、エディターの仕事をサポートしたりするためのツールを開発するのが技術部です。仕事は常にあるわけではありませんが、必要に応じてサーバーの整備を行っています。

ツールの開発は決まった仕事があるわけではなく、編集部員からのリクエストや、技術部員自身が「あったらいいな」と思うものを自由に開発できます。自分が作ったツールが作業の効率化につながるやりがいある仕事です。

校正

SFC CLIPはSFC生だけでなく、さまざまな方からSFCの情報源として親しまれています。読者から信頼される情報を届けるために重要なのが「校正」です。

記者が書いた記事の誤字脱字を修正するだけでなく、情報が正確かどうか裏取りをしたり、読みやすい文体に直したりするのが仕事です。SFC CLIPが独自に定めている表記ルールや、報道機関で実際に使われている表記ルールなどを参考に、エディターに対して修正を提案します。「人に読んでもらう文章」の書き方が仕事をするなかで自然に身につきます。

正しい日本語(英語も!)を身につけたい人や、言葉に興味がある人にお勧めです。

渉外

2018-2019年度の渉外を担当していた標と申します。「渉外って何?」と思う人のために簡単に説明すると、編集部に来るさまざまなお問い合わせに対応する担当です。

例えば、「〇〇について記事を書いて欲しい!」や「□□の記事について確認したいことがある」という問い合わせまで幅広く対応します。

「え、それってクレーム対応・・・?」と感じた人がいるかもしれません。しかし、対応判断は幹部の仕事です。渉外は判断を元に最適な返信文を考え、状況に応じて幹部の判断のサポートをします。

そのため、「目上の人との正式なやりとりを体験してみたい」「ビジネスマナーを学んでみたい」という人には特にオススメです!

編集長からメッセージ

編集長の大谷です。ここまで読んでいただいてわかるように、一口に「学生メディア」と言ってもただ記事を書くだけでなく、いろんな特技を持った人ができることを持ち寄って成り立っています。文章を書くのが苦手でも、部内のどこかに輝ける場所があります。
また、既に技術を持っている人の入部は大歓迎ですが、入部してから技術を身につけることもできます。例えば、現編集部で入部以前から報道記事の執筆経験があるのは私一人だけですが、みんな入部してから知識を身につけ自分なりの記事を作り上げています。

その結果、記事や取り組みにも独自性が生まれ、読者に信頼していただけるメディアとなり、今も成長を続けています。SFCのことを伝え記録し、読者とも取材対象者とも近い目線で報道できるのはコミュニティーメディアの強みであり、大手報道機関には出せない大きな価値だと考えています。

現在は新型コロナウイルス感染症の影響で、人と人との物理的接触が断絶されており、インターネットを通じたコミュニケーションがより活発になっていると思います。話し相手も社会情勢も見えない不安の中、特に重要なのは情報の正確さ、新鮮さ、そしていかにわかりやすく正確に伝えられるかです。これはまさにSFC CLIP編集部の活動を通して得られる知見や技術が役立つのではないでしょうか。

SFC生、教職員、地域の方から読まれ信頼してもらえるこのSFC CLIPを、私たち学生の手で一緒に作り上げてみませんか?

入部希望や、お問い合わせはこちらから

以上、簡単にSFC CLIPの活動をご紹介させていただきました。新入生の皆さまに少しでもご興味を持っていただけたなら幸いです。

入部を希望される方、話を聞いてみたい方は、お気軽に以下のGoogleフォームから新入生向けLINEオープンチャットにご参加ください。メンバーがSFC CLIPでの活動のこと、またサークル以外のことでも何でも相談に乗ります。

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今年はオンラインを中心とした新歓のため、ネット上でSFC CLIPの部員になりすました「先輩」がいるかもしれません。弊部では上記オープンチャットと、下記の公式SNS以外では新歓を行っておりませんのでご注意ください。

公式Twitter(新歓アカウント): @welcome_sfc
公式Twitter: @sfcclip
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お問い合わせメールアドレス: [email protected]

また、弊部では年間を通して部員を募集しております。2年生以上の方はオープンチャットではなく、上記メールアドレスにお気軽にご連絡いただければと思います。

皆さまの入部を心よりお待ちしております。